魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で

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著者 : 秋田禎信
制作 : 草河 遊也 
  • ティー・オーエンタテインメント (2011年10月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904376706

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魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地での感想・レビュー・書評

  • 世代が切り替わったから、ある意味ここからが本当のはじまり。そして、その間をすっ飛ばして何が起こったかを描いているので、ある意味混乱するのだが、これはこれでありだという感じ。どうせ続きは深くなるのだろうし。

  • あれから20年ほどが経ち、オーフェンもすっかり壮年に。
    新大陸(キエサルヒマ大陸の外。現住人は原大陸と呼ぶ)にて魔術学校を開き、校長を務める。イラストを見ると筋骨隆々、きりっとした風采でどこかチャイルドマン先生を思わせる雰囲気。
    そしてクリーオウと結婚したらしい。結婚!したかあ…あのふたりが。
    娘が3人いて、彼女たちも物語の要。

    20年も経つと昔の出来事に対する誤解が色々あるようで、今までシリーズを読んできた人は「ちがうちがう、本当はこうなんだよ!」と歯がゆい気持ちにさせられる。
    オーフェンの罪状が上乗せされてる感もすごいし。オーフェン、キエサルヒマの内紛扇動の罪も被ってるみたいだがあれって均衡崩したきっかけは彼が作ってるけど、その機を狙って自治拡大に動いたのはそれぞれの組織だろうになー。
    キエサルヒマにいないし故郷捨てた人だし魔王だしで、汚れを全部押し付けられる便利な存在ってことか。
    同様に彼が苦労して工面した原大陸への船は貴族連盟・魔術士同盟の助力があったと改変されてるそうだし。
    おいしいとこ取り。大人ってきたねーよ!

    あとは前巻の出港時の、レティシャがクリーオウに託した「殴っといて」。
    あれがものすごい大げさなことになってて笑った。
    チャイルドマンの名前が風化してるのも意外とショックだったなー。時の流れってやつかあ。

    主役となるのはレティシャとフォルテの息子、マヨール。
    妹のベイジット、塔教師のプルートーと共に「魔王」オーフェンの学校を訪れる。
    挿絵のエッジ、マヨールの顔がそれぞれオーフェン、ティッシの子だなーと実感できて面白かった。

    スウェーデンボリーの話は核心だけどややこしやーだね。哲学本読んでるような気分になるよ。
    とりあえず肉体から解き放って精神体になる → 精神から解き放って神になる、という行為をかつて成功させた存在らしい。んでミズガルズソルムル全要素の始祖(アイルマンカー)だと言ってる。ミズガルズソルムルはこの世界を取り囲んでる大蛇で、その中の全要素の始祖と解釈するなら、まさしく創造神そのもの?

    だけど肉体をもってしまったので(神人)、矛盾した自己存在に悩まされているようだ。
    神へ復帰したい。だが、生き続けたい。
    オーフェンが「死ね」と毒づいたのに対し「それがわたしの望みだよ」とかなんとか返してたし、死ぬことが神への復帰につながるのかなー。でも死ぬことはできないらしい。
    巨人種が云々、魔王術とかは、おいおい理解してけばいい感じだろうか。

    そして満を持してマジク登場。
    うわー、だらしない部屋の師匠ってマジクだったか…。
    はぐれ旅の時はがさつなオーフェン、クリーオウを咎める立ち位置だったので、意外だな。
    そしてちょっとスレているね。あの爽やかな少年が。そうか…。
    戦術騎士団のトップだそうだが、給与は見合ってないっぽい。私は応援してるぞ、マジクくん。

    今回あとがきが時系列の確認になっていて、それもすごく面白かった。

    http://haiiro-canvas.blogspot.jp/2013/03/blog-post_20.html

  • というわけでボックスは買ってたけど新シリーズを読むにあたって買いなおしちゃえーと買ったその2.
    ティッシとフォルテの子供たちがオーフェンに会いに行く話。
    マヨールは外見ティッシでも役割はフォルテみたいな。なんだかんだ年下のコの面倒をみることになってそうな。
    オーフェン・・・ちゃんとお父さんしてるなーとか思ってしまう。欲を言えばもっとクリーオウにもしゃべって欲しかったかも?
    あとは魔王の娘とその師匠の話。
    完全昼行燈に思われてて不憫だマジク…と以前読んだときは思ったけども、まぁそういう人がいるのはいいことかもと思いなおしたり。「あーあ顔」に笑った。

  • 面白いけれども、悩ましいのは、無理やり同窓会に参加させられている感じだからだろうか。オーフェンを筆頭とした慣れ親しんだキャラの20年間を全てすっ飛ばして、今を見させられていることで、どうしてもギャップが生じる。これから少しずつ、そのズレを埋めていくことが出来るのだろうか。問題なのは、新シリーズは決して一過性の同窓会的な雰囲気を楽しむだけではなく、新しい物語を紡ごうとしていることである。ただ懐かしめば良いというわけではない。その点では主人公がマヨールという新キャラであるのは読者としても非常に助かる。

  • 長らく読んでなかったので細かい設定を忘れてしまっていてとっつきにくかったのですが、魔術学園攻防についていたドラマCDのおかげで読み終えることができました。
    新シリーズの主人公はマヨールなんでしょうがやはりオーフェンが出てくると(思い入れもあるので)とても面白い。
    やっぱりオーフェンは格好良いなと思う。
    マジクも昼行灯キャラになってしまったのかと思いきや…よい短篇でした。

  • 《魔王》オーフェンが開拓団とともにキエサルヒマ大陸から旅立ち、《原大陸》へと上陸してから20年。開拓は進み、オーフェンは《原大陸》初の魔術学校の校長に就任した。マヨール・マクレディ、ベイジット・バッキンンガムの兄妹は、プルートー教師を伴い、《原大陸》の魔術学校へと見学に赴くことになり……。

    ベイジットの浅はかさに苛々する小説はこちらです。お兄ちゃんお疲れ様です。
    オーフェンの目つきが年を経たことによってなんとなく柔らかくなった気がする。そしてクリーオウは老けた。クリーオウが家庭を切り盛りしてる姿が新鮮でもっとお話しして欲しかったな。
    マヨールたちも娘ちゃんたちも先が楽しみで。世代交代の魅力ですね!

    校長の下を固める魔術戦士ふたり、素敵だ。浪漫だ。

  • キエサルヒマの終端をはぐれ旅完結編とするとこっちは新シリーズ第一作目?

    キエサルヒマの終端から時代は飛んで20年後のかつて新大陸とよばれていたキエサルヒマ島の外の世界のお話。
    オーフェンが40歳で校長してたりキースはいつのまにか退場していたりで色々びっくりでしたが、新主人公の名前のマヨールに一番びっくりしたw

    キエサルヒマと実質オーフェンが最権力者である原(新)大陸の拮抗、
    原大陸内での反魔術士のカーロッタ派と魔術戦士のつばぜり合い、
    ヴァンパイア化した人間の対処など
    いまだオーフェンを悩ます多くの問題とマヨールと妹のベイジットの衝突等
    これから何が起きるのか不安になりつつ相変わらず呪文かっこいいなあとか、魔王の三娘のキャラの濃さに笑ったり忙しい巻でした

  • 懐かしいというのもあり、それでいて知らなくてもまあ読めるかな、という話。
    時代が次世代にいってるせいだろうけど。

    正直、前シリーズのおわりのほうはほとんど読み飛ばしていて記憶に残っていないので、年食った主人公の周囲の評価がいまいちわからんのだがな。

    何が敵で何が味方か、ラノベにあるまじき錯綜をしてくれるのでモヤモヤ感が強いのだが、前からこんなんだったけか。
    だから曇り空なイメージしかのこってないのかも。

  • 前作をほとんど読んでない状態にも関わらず買ってしまいました。

    結果としては、かなり楽しめましたが、『一部と二部読んでた方が絶対楽しいんだろうな〜』とひしひし痛感しましたので、可能な方は前作から読んだ方がよいと思われます。

    ただ、読んでなくてもそれなりに楽しめます。さすが。

  • 新シリーズ、そして20年もの歳月を重ねた旧シリーズの主人公たちに対して抱いていた不安は杞憂だった。
    新キャラの次世代の主人公たちも今のところ悪くない。ラッツベイン!

  • 20111207 読了

    昔の記憶を引っ張り出しながら読んでましたが、結構忘れてますね(笑)
    新シリーズへと続く序章である今作ですが、いやはや面白い。読みながら『ああ、この作品ってど真ん中ストレートでファンタジーだったなあ』って気づくんですが、それだけじゃ終わらない独特な世界観と暗さが魅力だなあと思います。

    三姉妹の中ではエッジが一番好きかなぁ。あと、反発しあっていたエッジとマヨールだけど、実は意外にも相性が良さそうなとこも今後に期待。
    もちろん、マジク師匠の活躍にも期待しております。

  • それぞれ旧シリーズよりも年を取って、落ち着いたけどでも変わらない部分もあり、当時リアルタイムで読んでいた読者としては嬉しい限りです。世間の噂しか知らない新キャラ達の言動を、読者がニヤニヤしながら読めるというのも楽しいですね!

  • 中扉のイラストが素敵!オーフェンはむしろ若返っている気がするんだがどうなんだ・・・クリーオウは素敵なお母さん・・・・落ち着いたなあ外見の雰囲気が。
    夫妻の話がもっと読みたいわー。

    こども達世代可愛いね!
    オーフェンところの3姉妹が別々すぎて・・・・でもクリーオウとオーフェンの子だからなーと思うと納得できる(笑)
    姉さんところの兄妹もまあ素敵!兄は父だし妹は母だし、っていうか叔母?(笑)
    ティッシもなんだかんだいいながらアザリーと張り合ってたんだから似た者同士なんだよなあと子どもをみて思った。

  • オーフェンはぐれ旅の新シリーズ。
    本編だが、どちらかといえば先シリーズとの繋ぎ目という位置づけの序章のような感じ。表題の他に短編も収録されている。

  • 中学生のときにはまりましたね。

    アニメから入ったんですが、本もすごく面白かった~
    家にある文庫はぼろぼろになってしまったので、また買って読んじゃおうかな。

    我は買う~!!

  • オーフェンの新作,と思っていたら,文庫以外で既に公開されていたようですね.
    私的には新作気分で読めて面白かったです.

  • 文量に比べて情報(設定の話)が多い気がしますが、やっぱり楽しめました。
    オーフェンが大人の男になってしまっているのが寂しいような気も。
    マジクもかっこよくなり(?)、見合いをする年齢に。
    元シリーズを読んでいた頃、同年代だった登場人物達が歳を重ねて成長している姿を読むと我が身の成長はあったのか、なんて考えてしまいます。

    新章の主人公はフォルテとレティシャの息子マヨールですが、オーフェンと比較してしまいなかなか愛着が持てません。 マヨール視点の文章を読みながらオーフェンやマジクの登場を今か今かと期待していました。

  • BOXで読んだけど、やっぱ買ってよかった。挿絵も合わせて読むのもまた楽しい。カラー絵のあのほのぼの感、素敵過ぎる。

  • コメディからシリアス、戦闘シーン、端から端まで楽しめた。登場人物の、20年前と比べて変わった部分、変わってない部分、いろいろと感慨深い

  • 2011 10/28読了。Amazonで購入。
    魔術士オーフェン、新シリーズ第2巻。1巻から20年後、レティシャとフォルテの息子・娘が、原大陸で「魔王」と呼ばれ大きな力を持つようになったオーフェンのもとを訪れる話。
    ああ・・・前巻よりは荒み度がちょっと減って、でも「おお、これぞオーフェン」って感じの言い回しとか設定とかも多く、さらに読んでてちょっとにやっとするような話もあり・・・面白ぇ!
    父親になったオーフェンとその娘たちの関係にはにやにやしっぱなしだし、レティシャたち家族の方もまあ、なんていうのか割りと普通のご家庭(っても魔術師のこだわりで結婚はしてないそうだけど)で・・・いいなあ、作者公式にン十年後の話を書いてくれるのって懐かしみつつも面白いなあ。

    末尾に入っている短編のマジクはやたら格好良いし、やあ、次の巻も楽しみだ。

  • 「前にBOXを買って一度読んでるのになんで買ったんだw」
    と注文後にセルフ突っ込みしたけど、やっぱり買ってよかった。
    口絵のイラストがほのぼのすぎて泣ける。・゚・(ノД`)・゚・。
    なにこの幸せなかぞく。夫婦も20年前よりずっと仲良さそうだしー
    (何気に奥様のイラストって初じゃないの。本編ですら名前出してもらってないのに!)
    奥様がいい感じに年取っててほっとしました。(中年太りしてなくて良かった 笑)
    服が地味なのは20年前と一緒w
    本編をざざーっと読み返してて、父親似の次女にニマニマ。
    そんでもって長女が師匠とツーカーな感じで非常に不安であります(笑)

  • オーフェン再販第2弾

    お父さんになったオーフェンだけど、苦労は相変わらず。
    しかしながら、3人娘に囲まれて幸せそう。

  • カラーの口絵が「キャー!」と興奮するぐらい良い。
    あの爆弾娘が…こんなに落ち着くとは。素敵な夫婦ですね。

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魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地での作品紹介

「魔王」と呼ばれたオーフェンがキエサルヒマ大陸を追われ、「原大陸」へと上陸を果たしてから20年。開拓団は様々な困難を乗り越えつつも発展を続け、ついには大陸同士の国交も結ばれるようになった。「原大陸」で魔術学校の校長に就任したオーフェンは、キエサルヒマへの帰還を果たす。そこで再会したのはかつての同窓たる仲間たちと、彼らの息子であるマヨール・マクレディだった。オーフェンは「牙の塔」での講演で若き魔術士たちを挑発し、「原大陸」へと誘う。3年後、マヨールは妹であるベイジット・パッキンガムとともに「原大陸」に渡る。そこはマヨールにとってすべてが刺激的な場所だった。「神人種族」による干渉、世界と人との危ういバランス、新しき技「魔王術」。そして、3人の「魔王の娘」…。二つの世代は交錯し、新たな物語が始まる。

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