魔術士オーフェンはぐれ旅 約束の地で

著者 :
  • ティー・オーエンタテインメント
4.06
  • (28)
  • (43)
  • (22)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 289
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904376706

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 《魔王》オーフェンが開拓団とともにキエサルヒマ大陸から旅立ち、《原大陸》へと上陸してから20年。開拓は進み、オーフェンは《原大陸》初の魔術学校の校長に就任した。マヨール・マクレディ、ベイジット・バッキンンガムの兄妹は、プルートー教師を伴い、《原大陸》の魔術学校へと見学に赴くことになり……。

    ベイジットの浅はかさに苛々する小説はこちらです。お兄ちゃんお疲れ様です。
    オーフェンの目つきが年を経たことによってなんとなく柔らかくなった気がする。そしてクリーオウは老けた。クリーオウが家庭を切り盛りしてる姿が新鮮でもっとお話しして欲しかったな。
    マヨールたちも娘ちゃんたちも先が楽しみで。世代交代の魅力ですね!

    校長の下を固める魔術戦士ふたり、素敵だ。浪漫だ。

  • 懐かしいというのもあり、それでいて知らなくてもまあ読めるかな、という話。
    時代が次世代にいってるせいだろうけど。

    正直、前シリーズのおわりのほうはほとんど読み飛ばしていて記憶に残っていないので、年食った主人公の周囲の評価がいまいちわからんのだがな。

    何が敵で何が味方か、ラノベにあるまじき錯綜をしてくれるのでモヤモヤ感が強いのだが、前からこんなんだったけか。
    だから曇り空なイメージしかのこってないのかも。

  • オーフェンはぐれ旅の新シリーズ。
    本編だが、どちらかといえば先シリーズとの繋ぎ目という位置づけの序章のような感じ。表題の他に短編も収録されている。

  • 文量に比べて情報(設定の話)が多い気がしますが、やっぱり楽しめました。
    オーフェンが大人の男になってしまっているのが寂しいような気も。
    マジクもかっこよくなり(?)、見合いをする年齢に。
    元シリーズを読んでいた頃、同年代だった登場人物達が歳を重ねて成長している姿を読むと我が身の成長はあったのか、なんて考えてしまいます。

    新章の主人公はフォルテとレティシャの息子マヨールですが、オーフェンと比較してしまいなかなか愛着が持てません。 マヨール視点の文章を読みながらオーフェンやマジクの登場を今か今かと期待していました。

著者プロフィール

1973年東京都生まれ。1991年『ひとつ火の粉の雪の中』でファンタジア長編小説大賞準入選を受賞し、作家デビュー。「魔術士オーフェン」シリーズが累計1000万部を超える大ヒットとなり、ライトノベル作家として活躍を続ける。一方、一般文芸、アニメノベライズ、PCゲームの脚本などにも活動の場を広げている。その他の著書に『機械の仮病』『虐殺機イクシアント』「巡ル結魂者」シリーズなどがある。

「2017年 『攻殻機動隊小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

秋田禎信の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×