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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904422113
感想・レビュー・書評
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お金に関して教育する難しさと、お金を大切にするとはどういう事なのか非常に考えさせられた。粗方の内容はカネを巡った筆者の人生体験で、大人が読むには少し砕けた表現が多くストレスを感じるような印象だった。ただ、子供に読んで欲しい本だと筆者が述べている通り、分かりやすさと痛快さは併せ持っているとも思う。自分がまだ両親の庇護のもと生活させて貰っているからか、この本からは満足のいく答えや結論(というと語弊がありそうだが)を導く事は出来なかった。社会に出て自分の力で生活するようになってからもう一度読んでみたい。
”人って気候がよくて、食べる物に困らなければ、お金なんかそんなになくたってカリカリしないで暮らしていけるものなのよ”
”親から「あなたは食べさせてもらってるんでしょ」「学費払ってあげてるじゃない」と言われちゃったら、もう何も言い返せない。
子供って、うんと不自由だよね。親の説教の中でも「お金」の話を持ち出すのって、子供にしたら「反則だ!」って言いたいくらいだと思う。”
”日本では年間で三万人もの人が自殺をしているという。
この数字は先進国の中でも異様な数なんだって。日本の交通事故死者数が年間で五千人というから、その六倍もの人が自殺を選んいる。それを思うと、銃声の音は聞こえないけど、「日本にもかたちのちがう戦場があるのかもしれない」って思う。”詳細をみるコメント0件をすべて表示