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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904507667

作品紹介・あらすじ

特集 仏教心理学は現代人の心にどこまで迫れるのか
今回の特集「心と仏教」のキャッチコピーとして、「仏教心理学は現代人の『心』にどこまで迫れるのか」という一文を添えた。しかし、仏教の立場から見れば、この文章には違和感があるだろう。仏教はまさに「心」を扱うもの。「どこまで迫れるのか」という疑問は生まれるはずもないからだ。それでも、編集部ではあえてこの一文を選んだ。仏教心理学への期待が高まっている今だからこそ、その魅力を取り上げ、対話のはじまりの場としたかったからだ。その結果、読み応えのある多彩なご寄稿をいただき、仏教心理学をめぐる「現在」を切り取ることができたのではないかと感じている。仏教心理学が、幅広い立場から語られるステージに入ったことを嬉しく思うと同時に、この特集が、さらなる論議の契機になることを願っている。(佐)

著者プロフィール

1960年、奈良県生まれ。精神科医。相愛大学、高野山大学客員教授。専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業。大阪府立中宮病院(現:大阪府立精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。主な著書に『驚く力』(夜間飛行)、『自分を支える心の技法』(医学書院)、『どうせ死ぬのになぜ生きるのか』(PHP新書)などがある。

「2015年 『日本の反知性主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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