ブッダの質問箱 (仏教まるごとQ&A)

  • サンガ
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904507858

作品紹介・あらすじ

Qずばり、仏教とはなんですか?
こんなこと、お釈迦様に聞いて答えてくれるのかしら?
的外れで怒られるんじゃないかなあ?
真理を語るお釈迦様には誰もがいろいろ質問したくなります。
そして時には本筋から外れて、些細なことが気になって仕方がないこともあるはず。
そんなすき間を突くような質問に、ブッダの教えを現代に伝える初期仏教長老が優しく丁寧に、そして真理の智慧をちりばめて答えます。
真理を真正面から語るばかりが仏教じゃない。
たまには肩の力を抜いて、72のQ&A。

感想・レビュー・書評

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  • 一番重い罪は嘘をつくこと
    嘘をつくものには、この世で犯せない罪はありません


    仏教の方が聖書系よりわかりやすい気がしてた。
    とっつきやすいというか、馴染みがあるからか、
    全然そんなことなかった。
    カタカナも
    漢字であっても読み方も意味もよく分からない言葉が多い。

    口語体でわかりやすいはずなのに!

    生きることが苦行ってのは同意。

  • 仏教徒なのに、そういえば仏教ってあまり知らない。キリスト教のことは学校でたくさん教わってきたのに、戦争が終わってから、神道のこととか仏教のこととか、そういう方向になるべく行かないように教育されてきたような気がする。

    ダビンチコードがヒットして、絵画の謎解きが流行した。そして謎解きに飽きた人が、キリスト教の精神について学び始めた。そしてそれも飽きた人が、今、神話や神道、仏教など、日本に昔から根付いている文化について学び始めている。

    キリスト教の本を読むときは、「原罪」とか「キリストの血と肉」とか、なかなか理解に苦しむ世界が広がっていた。一方、仏教の本を読むと、「世の中は生きているだけで辛いのに、これ以上苦しむ必要なんてないじゃない?」と、なんだか心に馴染む言葉が並んでいる。やはり私は生粋の仏教徒だ。

    もっと体系的に仏教について知りたくなってきた。そんなきっかけ本。

  • 仏教についての質問にテーラワーダ仏教長老であるスマナサーラ氏が答える内容。

    釈迦仏教は宗教でなく、哲学というより科学であると他の本でも述べているが、実際、輪廻転生とかあの世の話(釈迦はそのことは何も語ってないが)になると信憑性というか説得力が無くなる。

    勿論その話はブッダが語ったことではなく、後からの創作が入った考え方で、「こういう考え方がありますよ」的な事柄として長老は喋っている。


    仏教に興味が湧いてきた人には最初の一冊として読んでみては。

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著者プロフィール

アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara

テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。著書に『サンユッタニカーヤ 女神との対話 第一巻』『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ダンマパダ法話全集 第八巻』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『心は病気』(KAWADE夢新書)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)、『Freedom from Anger』(米国WisdomPublications)など多数。

「2023年 『無常の見方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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