- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904536155
作品紹介・あらすじ
本書は,医療,福祉,介護,教育などの対人援助職についている人たちが,よりよい支援を行うためのスキル――認知行動療法の考え方や技法をわかりやすく紹 介したものです。対人援助のテクニックとしても,セルフ・マネジメントとしても,あるいは円滑に仕事仲間とのコミュニケーションをはかるうえでも,本書は さまざまに活用できるでしょう。
認知行動療法は,世界で一番広く活用されている心理援助アプローチで,こころのケアだけでなく,日常のストレス対処などさまざまな場面で使われています。 相手の考え方(認知)と行動を手がかりに問題解決をする手法で,ちょっとした視点とやり方を変えるだけで,支援の視界が開けます。臨床心理の場面はもちろ んのこと,困難事例を抱える医療や介護,教育場面などでも本書を使っていただけるように,多くの事例を盛り込みました。対人援助の仕事が,ますます楽しくなる1冊です。
感想・レビュー・書評
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対象読者を考慮してか、少しふわっとした書き味。なぜそうなのか、といった部分の掘り下げが欲しい部分もあったものの、ターゲットを考えると、これで良いのかも。
看護士や介護士の人にはおすすめ、かな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分かりやすい。
どんな行動にも意図するところがあるんだという視点で考えることがクセづく一冊。
問題行動の前後に注目することで、問題行動の意図を割りだしすことで行動の修正を行っていくという内容。
具体的な問題行動がしっかり見えるようになるためのノウハウまで記述があるので、実践しやすい。
ただし、この方法だけが有効な人もいれば、そうじゃない人もいることを念頭に置く必要がある。 -
ケアマネの仕事の基本がここにあることに気付いた。これを知って仕事するのと知らないで仕事するのでは大違いだと思う。本当に読んで良かった、巡り会えてよかった本だ。