フォーリン・アフェアーズ・リポート2011年4月10日発売号

  • フォーリン・アフェアーズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (116ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904671283

感想・レビュー・書評

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  • 先進国は今後、いかにして優秀な移民をひきつけられるかがカギになる。
    ドイツ版アメリカンドリームとして、ドイツに来る魅力があるのか?

    中国は大戦略を模索していて、アメリカと二極化を目指している。

  • 東日本大震災に関連して、原発問題を化石エネルギー&国家という切り口でまとめたものはあまり日本からは発信されていなかったのでお勧め。日本→米中→中東へという順番で構成されているのも良かった。

    中国関連では、王氏の「大戦略を模索する中国」が良かった。中国にとっての伝統的な敵の定義から始まり、国内の状況や政策についての中国自身の変化を述べている箇所は勉強になった。

    ドイツの移民問題の論文(タマール・ジャコビー氏)で引用されていたザラツィン氏の著書「自壊していくドイツ」の邦訳が出たらぜひとも呼んでみたい。ドイツの問題は非常に日本と似通っていて興味深い。

    第4章は全般的に好きなジャンル。保護主義の脅威で過去の英米のリーダーシップを広い視点で区切っていたのは整理になった。最後の「ポスト・ワシントンコンセンサス」で欧米・先進国→途上国・アジアとか→欧米へと問題が回帰していくプロセスが刺激的だった。結びの一文が特に気に入った→「開発とは、豊かな国が貧しい国に何か与えることではなく、貧困国が何かを自分で達成することだ。欧米諸国は、今も続く金融危機の余波のなかでやっとこの真実に目覚めたようだ」

    先進国にも、貧困国にも、そして何より自称途上国によくよく当てはまる重要なポイントだと思いますよ。。。

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