ニッポンの風景をつくりなおせ―一次産業×デザイン=風景

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著者 : 梅原真
  • 羽鳥書店 (2010年7月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904702123

ニッポンの風景をつくりなおせ―一次産業×デザイン=風景の感想・レビュー・書評

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  • 発想というのは経験の蓄積、そこからの見方、そして人の衝突が織りなす出来事であると思う。

    問題意識を持つことが日常の視点に大きな転換をもたらすのは体感したところで、

    その時々の見方さえあれば、自然と発明は生まれうるのかなと。

    そういった意味では今現在自分は何を見、どこに問題点を置き立脚しているのか、その確認は怠ってはいけない。

    と、同時に、課題や問題を外から投げ与えてもらえる環境に常にいたいということも感じる。

    また、地域再生と言葉に違和感を抱くのは、

    「ないもの」を探す視点が、その言葉に孕むからである。

    必要なのは見方だ。転換だ。

    視点の転換を大衆に働きかけることが出来れば、

    驚くほど社会はうまく循環するんじゃないか。

  • 一次産業×デザイン、梅原真さんのデザインワーク集。
    薄っぺらな格好良さだけでない、こういうのを本当のデザインと言うんだろう。
    どれもパワーがあり、見てるだけで楽しく、ストーリーを読んでやる気がでる。

  • 彼のデザインとは、素材に光をあてるにとどまらず仕組みも含めて成立させるすべての営み。
    彼のモノサシに時代がすり寄ってきたのが今。
    世界の中からみれば、日本もローカルの王道を歩む国であり、これからを考えるヒントがいっぱい埋蔵されている本の氣がする。

  • 梅原真さん曰く、一次産業×デザイン=風景。ついついお絵描き的なことにデザインを終始させてしまうけれど、それぞれの現場で出逢うものたちにしかと向き合いながら、欲する側に風景としてそれを喚起させるコミュニケーション。まんま、がある高知は素敵や。

  • 彼は日本の地域の物産や観光をテーマにしたデザインワークの第一人者と言われ、いわゆる都会のオシャレなアートディレクターやデザイナーとは一線を画す。
    ローカルにとことんこだわり、何度も現場に足を運んで漁師や農家の方々とコミュニケーションを重ねながら仕事を進める、というスタイルを貫く。
    その姿勢はカッコ良い。
    自身も高知出身で地域愛が強いことも大きいんだろう。

    「土佐一本釣り・藁焼きたたき」の仕事のエピソードが好き。「一次産業の現場にデザインが入りすぎると、何か違うものになる。漁師がデザイナーと組んで何やり始めたんだろう?という変な違和感が生まれる。デザインを極力少なめにセットすること。」との考え方にも大いに納得。

    どの案件も、デザインを作るまでの過程に、依頼主との「絆」を感じた。こういう考え方の人が増えたら、デザインにもっと重きを置く文化が根付き、世の中に良いデザインが増えるのにな、と思い、梅原さんの活動を応援したくなった。

  • 農業にデザインを活かしたいろいろな事例集。
    デザインというのは、パッケージなどだけではなく、コピーライティングも含んでいる。

  • 日本の一次産業の風景を残すためにデザイン産業に掛け合わせて世の中に送り出す。そこして新たな付加価値をうみ、産業自体を存続させる。こんな感じのコンセプトに基づいて今まで梅原氏が手掛けてきた商品と産業の物語を写真付きで紹介する本。

    消費者からすれば、芸術も食も、良し悪しの判断について、理論的に理由を述べられる人はまれだとおもう。だから、デザイン(芸術)も食も人間の感性に訴えるようなところが多いものという点で相性がいいのはわかる。
    じゃあ、とにかくパッケージを(商品のたどってきたストーリーが感じられるような)洗練されたデザインにして、直販すれば一次産業は新しい付加価値を生み出し、発展していくのかというとそんな単純な話なのか?と疑問になる。
    これもストーリーマーケティングの一種だとすると、ストーリーマーケティングは何を売っているのか。たとえば石巻のカキ漁師の通販サイトなんか、被災当時のこと・調理法・家族のこぼれ話・石巻の地理的な利点など、おおよそ安心とは結び付きにくい情報も多い。安心につながることがすべてではないとすると、そのほかにそのストーリーから消費者は何を買っているのか。もやもやしてきたので、次はストーリーマーケティングの本を少し勉強してみよう!

    ソーシャル時代のストーリー・マーケティング【前編】
    http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1304/10/news016.html

    ストーリーマーケティング
    http://www.themarketing.tv/wp-content/uploads/2012/08/201208.pdf

  • 私が好きな里の暮らしと山々が織りなす風景。伊那谷の宝。一次産業とその人たちの暮らしが守らなければ、それらも残らないのだけれど、風景の中で暮らしていると、宝がなかなか見えてこない。この本、梅原さんの手がけた高知のおもしろい取り組みと同時に、地元の強い熱意が感じられます。(R)

  • デザインってこう言う面白い事なんだ。
    大学をデザイン科を出ていながら目から鱗が落ちる気分。
    紙の上の事だけど、そうじゃない事のなんて多い事。
    人との繋がり、情熱、全力で楽しむ。
    その中で生まれるんだ。
    色々なモノを動かす力になるんだ。
    面白いなぁデザインするって。
    いいなぁ。

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ニッポンの風景をつくりなおせ―一次産業×デザイン=風景の作品紹介

一次産業にデザインをかけ合わせて「あたらしい価値」をつくりだす、グラフィックデザイナー梅原真の仕事が初めて本になった。

ここにあるのはすべて「アカンヤンカ」から始まった仕事です―
土佐の一本釣り鰹漁船の風景を守った「漁師が釣って、漁師が焼いた」藁焼きたたき、地域の個性を逆手にとった「島じゃ常識・さざえカレー」、箱モノ行政まっ盛りのバブル時代にTシャツを砂浜にひらひらさせた「砂浜美術館」、森林率84%の高知から発信する「84(はちよん)プロジェクト」……梅原真のデザインワーク&コンセプトワーク47点。
デザインはどのようにして生まれるのか。
著者による依頼人紹介付き。

「ウメちゃんを信じなさい!」by 大橋歩(イラストレーター・アカンヤンカマン生みの親)

「本書がいい意味で、日本の尻を叩いてくれることを期待したい。」(原研哉「しらうおや尾頭付きが二万匹」より)

ニッポンの風景をつくりなおせ―一次産業×デザイン=風景はこんな本です

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