野兎の眼

著者 :
  • 羽鳥書店
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本棚登録 : 27
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904702215

作品紹介・あらすじ

奥吉野の村の秋祭りで出会った14歳の少女を、10年かけて撮り続けた91枚の写真。まっすぐなまなざしを持った少女が、思春期をへてやがて大人になり母となる過程を、吉野の風景や日常の断片とともに鮮やかに映しとる。

収録テキスト:飯沢耕太郎「共感覚の震え」/松本典子「野兎の眼」

デザイン:有山達也(アリヤマデザインストア)

感想・レビュー・書評

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  •  少女の成長ってものすごいな……!
     14歳からの10年を撮った写真集。表紙の彼女の眼にはどきりとさせられるのだが、それが……こう。ページをめくるのに勇気が必要になる。

     すごいねぇ。ひとって。こんな風に成長するのか。

  • 何枚かものすごく惹かれる写真がある。
    やりたいのってこういうことかもしれん。

  • 雨水をすくう写真が紹介されていてひかれて読んだ。ちょっと期待はずれ。もっと成長を追っているかと思った。

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著者プロフィール

1970年、東京生まれ。自由の森学園高等学校、和光大学人文学部芸術学科卒。インターメディウム研究所修了。第14回写真「ひとつぼ展」グランプリ受賞。写真集『うさぎじま』(早川書房、2007年)――広島県の大久野島、沖縄県のカヤマ島に棲む野生化したカイウサギたちの姿と植物、風景を撮った写真集。3月には、写真絵本『うさぎ うさぎ こんにちは』(『こどものとも 0.1.2』福音館書店)を刊行。

「2011年 『野兎の眼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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