大きな時計台 小さな時計台 (ノンフィクション絵本)

著者 :
  • 絵本塾出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904716656

感想・レビュー・書評

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  • [AirDo機内サービス]

    自分が子供の頃、いつも空の上ではおもちゃをもらっていた記憶はあるけど、絵本サービスがあるなんて知らなかった!けど息子の二回目のフライト(但し1度目は覚えていないので実質初体験)となる今回、エアドゥの機内案内の説明シートにその文言を見つけて依頼したら、二冊持ってきてくれた!

    うち1冊となるこの本は札幌の時計台の保守をされていた方のノンフィクション絵本。真面目に読むとさすがに小1の息子にはちょっとだったかもしれないけれど、絵がホンワカしていたし、多少読み飛ばして概要だけ話したし、もう一冊のファンタジー系もあったのでバランスもよく、本人も「北海道に行く」という意識が多少あったこともあって、とてもグッドタイミングで良書に出会えた感があった。

    実際札幌で時計台に行った時も、「本に出てきた時計台」と意識して多少興味深く見れたし、規模が小さく、実際の時計の内部を裏から見れるわけでもなく、ともすると大人でさえもつまらなく感じるだろう「資料館」作りの時計台でも、昔の時計を内部展示していたことと、恐らく「この本」のおかげで、「面白かったー」と言って訪ねられたし、殆ど見ずに唯一?見た当時の演武館周辺の模型や写真を見ながら、「昔は大きかった(感じた)けど、今はこんなに小さいんだね。」とさも知ったような口をききながら眺めていた。

    きっともう一冊のチョイスからしても「北海道に行く子ども」目線で用意されている本なんだろうな。本とは関係ないけれど、機内ドリンクで用意されていたじゃがバタスープは美味しかったしエアドゥ、気に入りました!

    帰りのANAでは機内サービスに説明がなかったけれど思い切って聞いてみたらやはり絵本サービスがあり、でも持ってきてくれた絵本は定番で、ドリンクも定番で、その点だけはややANAの方を霞んで感じてしまったくらい(笑)。その分?昔ながらに子供へのおもちゃサービスがあって、ポケモンカードを選んだ息子はとても喜んでました。から、差し引き同じでいいのかな?

著者プロフィール

ノンフィクション作家。北海道生まれ。札幌在住。主な著書に、『永訣の朝』(河出書房新社)、『凍れるいのち』(柏艪舎)、『100年に一人の椅子職人』(新評論)ほか。『大きな手 大きな愛』(農文協)で、第56回産経児童出版文化賞JR賞(準大賞)受賞。

「2020年 『ラストアイヌ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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