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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904816073

感想・レビュー・書評

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  • 装丁で購入した。
    なかなか読み進まなかった。
    気楽に読める量(見開き2p)ではあるが、もう少しじっくり読めるエッセイの方が個人的には好みということがわかった。

  • 「気になっているけど、作品を読んだことがない」という作家さんのエッセイがたくさん載っているので、読んでみた。どんな作品を書く人なのか、知るのにちょうどいいかな、と思って。
    「ふーん」という人もいれば、「ほうほう、この人、いいかも」という人も。参考になりました。

  • 2019.12月。
    冬と本。それだけでもういいでしょ。装丁もいい。青。

  •  たくさんの著名人が冬を思い出す、冬にまつわる一冊について書いたエッセイ集。年齢も職業もばらばらな著名人たちから、本への愛情を同じように感じられることが嬉しく楽しい。
     自分の冬の本はなんだろう?と自問してみると、高山なおみさんと同じく、リュドミラ・ウリツカヤさんの「ソーネチカ」だった。

  • 本に季節があってもいいじゃないか。

  • とても贅沢で魅力的な本なのに、進まない進まない…
    少しずつ、少しずつ、もったいないと思いつつ読んだ。
    森山裕之さんの文にとても惹かれ、調べてみたら大学の先輩!勝手に親近感。

  • いいですねー。冬ですねー。本ですねー。
    こーゆー本は、手元に置いておきたいですね!
    84人の面々が、これまた興味深い。
    和田誠さんの装丁も素晴らしい!
    プレゼントにも、おススメですね♪

  • うん、読書は冬だよな。又吉がいい文章を書いとる。

  • 一年じゅう冬の国と死/能町みね子
    死も生もごみも食べものも、ぜんぶ平たく捉える感じ。これが私は大好きなのです。

    危険な白/平田俊子
    おにぎりは嘘をつかない。のくだりが笑ってしまう。
    おにぎりの具入りの雪玉のくだりも笑いがとまらない。
    最後は、ダルジュロスが石を入れた雪玉がセロファンで包まれ「コクトー」と、書かれて売られていたら一個か二個レジに持って行こう。 だ。
    センスが良すぎる。

    ピース又吉のバイトのくだりも思わずクスクス笑ってしまう。
    でもきちんと切ないのだからすごい。
    あの短文で。

    この三つがわたしのお気に入り。

  • 発売当日に偶然本屋さんに行って、可愛らしい版型と豪華な執筆陣にやられて購入。

    「84人の冬の本のかたち」と帯にあるとおり、文筆家、または本業でなくても文章の達者なかたが、「冬の本」というお題で寄せたエッセイ集。「冬の本」のアプローチはさまざまで、「冬に出会って、今でも思い出す本」「冬が舞台の本」「冬といえば本」など、自由自在な、場合によっては苦しさの見える(笑)書きっぷりでの84編が、びっちりと詰まっている。

    個人的な好みは、青山南、木内昇、柴田元幸、高山なおみ、武田花、名久井直子、蜂飼耳、又吉直樹、山崎ナオコーラ、吉田篤弘の各氏が寄せた文章。いずれも文章巧者で、本と冬とのからませかたがうまいのなんのって…って、普段の私の好みとそれほど変わりませんね、すみません(笑)。

    ただ、ひとり分が見開き2ページと、ごく読みやすい分量で、普通ならばどんどこ読めるはずなのに、なんだか進まない。「用事の合間に15分」とかの、細切れの時間にはぱらぱらめくって楽しめるんだけど…ともそもそ読んでいた。

    思うに、あの著者の並べ順では、それぞれのエッセイの印象がなんだか散漫になってしまっているような気がする。似たようなテーマのものを上手くブロッキングして章立てしてもよかったと思うし、それがなくても、思わせぶりに適当にブロッキングしてもよかったんじゃないかと思う。あとから、「えーっと、あの人の文章は…」と、探し直すにはとても楽だったけれど。

    巻末の執筆者一覧兼「登場した本」リストがしっかりしていて、探すときのレファレンスとして使えるように思った。ビジュアルがキュートな本だし、執筆者が多岐にわたっているので、「本が好きなのは知っているけど、どんなジャンルが好きなのかわからない」人へのプレゼントにはいいのではないかと思う。

    • usalexさん
      表紙が楽しい本ですね!
      誰かも言ってましたが、冬は仕事なんぞやめて、いっそ本だけ携えて冬眠?してしまいたいですな。
      表紙が楽しい本ですね!
      誰かも言ってましたが、冬は仕事なんぞやめて、いっそ本だけ携えて冬眠?してしまいたいですな。
      2012/12/19
    • Pipo@ひねもす縁側さん
      表紙も楽しげで、手のひらサイズの造本もとても可愛いです。

      秋に面白い本をたくさん読みながら美味しいものをたくさん食べて、寒くなったら、この...
      表紙も楽しげで、手のひらサイズの造本もとても可愛いです。

      秋に面白い本をたくさん読みながら美味しいものをたくさん食べて、寒くなったら、この本やらなんやらを、かまくらやこたつに持ち込んで、冬眠に突入してみたいものですなあ。
      2012/12/19
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著者プロフィール

天野祐吉(あまの・ゆうきち)
コラムニスト。1933年東京生まれ。1979年に「広告批評」を創刊。2009年同誌終刊後、「天野祐吉作業室」を設立。主な著書に『広告論講義』(岩波書店)、『広告五千年史』(新潮選書)、共著に『広告も変わったねぇ。』(インプレスジャパン)、『可士和式』(天野祐吉作業室)など。

「2012年 『クリエイターズ・トーク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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