ずっと、愛してた嘘 (大誠社リリ文庫 29)

著者 :
  • 大誠社
3.71
  • (2)
  • (7)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 50
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904835340

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 高校の時に好きな男に「俺のブタ」と言われ、身体まで勝手にされ深く傷ついた悠人。それが原因で高校を中退し、離婚した母親に楽をさせるため奨学金で大学へ進学してバイト三昧の日々。
    高校の頃まではぽちゃっとしていた悠人だったが大学生の今、他の大学にまで知れ渡った王子並みの美貌を持つ一度はエスコートされたい男の子になっていたのです。
    そんな悠人が付き合いで出席した裕福な子弟が通うので有名な大学とのコンパで偶然にも二度と会いたくないあの男、日下叡一に出合ってしまう。
    信じられない事に日下は今の自分が昔苛めていたあの悠人だとは知らずに好意を寄せて来る。
    過去の復讐を果たす為、恋人らしく振る舞う悠人だったが。
    叡一と悠人のもつれた愛情が縺れて、立場が逆転したりと面白かったです。
    子供の頃からの盲目的な執着愛、とてもよかった☆
    愛という物は年月を超えて色褪せない物なのです。

著者プロフィール

花川戸菖蒲 Ayame Hanakawado
ハッと気がついたら今日が平成最後です。平成ラストの仕事がハニー文庫。……記念? 記念になるのかな?

「2019年 『獣王と失われた王女の秘密愛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

花川戸菖蒲の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×