指先にジェラシー (リリ文庫)

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著者 : 一ノ瀬智
制作 : 香坂 あきほ 
  • 大誠社 (2011年10月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904835456

指先にジェラシー (リリ文庫)の感想・レビュー・書評

  • これがデビュー作とのことですが、文章が手馴れていてとてもそうは見えません。ストーリー運びとかセリフの絶妙さが、新人とは思えないセンスです。
    登場人物もメインだけじゃなく脇キャラまで細かく作り上げられていて、映画かドラマのように思い浮かべることができました。

    リーマンもの。女にモテて不自由しないことだけがとりえのイケメン碓氷は、美形エリートの桐谷に仕事の不備で散々にやり込められ、仕返しをたくらみます。碓氷は仕事人間になるよりは楽して自由に生きたいタイプで、決してほめられた性格じゃないんですが、それが桐谷と関わることによって変化していきます。
    碓氷はいい加減なヤツなんです。しかし、営業成績は下から3番目を常にキープしてクビにはならないけど期待もされないという微妙な立ち位置を確保したり、自分の部屋は常に片付けてきれいに掃除していたり、姉には頭が上がらなかったりと、イケメンらしからぬ小ささが笑いを誘い、逆に好感度が上がってしまいました。
    一方の桐谷はクールビューティーで、何者も彼の理路整然とした冷徹ぶりには太刀打ちできません。
    この二人の舌戦がすごく面白いところがポイント。桐谷にバッサリやられてしまう碓氷があわれwそれに負けずに返す碓氷ですが、完全に負けてます。そして、言った後で心の中でひとりツッコミを入れる碓氷に笑ったり切なくなったり。
    会話のやりとりが超絶うまいです。

    コメディなんだけど、不器用な恋愛の息苦しさも伝わってきて笑わされたりほろっとさせられたりします。ちょっとおバカな碓氷視点でストーリーが進んでいくので、余計に切ない!
    でも、そんな碓氷がどんどん成長していくんです。好きな人に少しでも近づきたい、対等でありたいとまで思考できるようになっていく姿が眩しいです。きっかけは最低だったけど、気付けば恋に落ちていたというのに萌え。
    メンタル面でのときめきはもちろん、エロ面でも言葉責めが上手くて煽られます。

    そして、なんと言っても桐谷がツボ。辛らつなお言葉の裏に隠された意外な純情と思いやり。まったく伝わっていないですけどね。そこを見極めるには桐谷への深くまっすぐな愛情が必要なのです。誤解で嫉妬したり紆余曲折ありましたが、碓氷がちゃんと気付けたことは褒めてあげたいです。

    恋愛はもちろん、仕事面でもなかなか意表をつく展開で、どうなるの?と期待させたり心配させたりの一筋縄ではいかないストーリーでした。胸キュンも大量ですごく満足♥
    次回作にも期待したい作家さんです。

  • ツンデレというかクーデレ?
    眼鏡の受け様の可愛いこと!
    文章力もあり、主人公達がぶれずにいるところなど、商業誌は初めての作家さんとはとても思えない出来映えで、今後が楽しみでもあります。
    今まで積本にしていたのが悔いてしまいます。

  • きゅんきゅんです。

  • いけすかない眼鏡上司を遊び人を自認する男が口説くという、最初は意地だったけど途中から本気になるという話。攻めからみる受けが「無駄に男前でファッションセンスもいいしかも無愛想で性格のわるい男」から「実は可愛いところがあるんじゃないか」と思う経緯が楽しみどころ。手袋つけたまんまのプレイが面白かった。眼鏡かわいい。

  • 受さんが徹底的にツンで、いつデレるんだろう‥って
    ハラハラするほど言葉に容赦がないです。
    でも攻さんが明るく元気なアホキャラなので、
    バランスが取れてて面白かったです。

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