木村伊兵衛 パリ残像

著者 :
  • クレヴィス
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本棚登録 : 73
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904845622

作品紹介・あらすじ

戦後間もない日本では海外渡航がきわめて難しく、芸術の都パリは遠い遙かな夢の世界。1954年(昭和29)初めて念願のヨーロッパ取材が叶った木村伊兵衛は、ライカのカメラと開発されたばかりの国産カラーフィルムを手に渡仏。そこで写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンやロベール・ドアノーと出会い、生きたパリの街並みと下町の庶民のドラマを撮影した。木村作品のなかでもとりわけ異色なカラー表現されたパリ。往時の魅力が写された117点を収載。

感想・レビュー・書評

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  • 木村伊兵衛のカラー写真でめぐる1950年代のパリ。目黒区美術館で開催中の『木村伊兵衛と画家たちの見たパリ 色とりどり』展|Pen Online
    https://www.pen-online.jp/article/010069.html

    パリ残像 精読 | 内田ユキオ オフィシャルサイト(2018/11/5)
    https://bit.ly/36W7pg3

    写真集『木村伊兵衛 パリ残像』 | 株式会社クレヴィス
    https://crevis.co.jp/publishing/77/

  • ライカで撮影したと想像するのですが、いまのデジタルカメラとは異なる、被写体の輪郭がふんわりとしていて、色調に温かみを感じさせてくれる写真ばかりです。1954、5年のパリ、何とも言えない哀愁に満ち溢れています。タイムスリップしたいと思いました。

  • ブレッソンの「私たちの写真は、『社会的な問題を見るものにつきつけるのでもなく、社会問題化するのでもない。人間の生きざまを写真化することによって、人間の真実をとらえていこうとするのだ』(中略)ひとことでいってしまえば、ヒューマニズムを基調にした写真を撮る、ということであろう」という言葉がいいですね。

  • 図書館で借りて読んだけど、好みの写真ばかりで欲しいわこの本~♡

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