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- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904933039
作品紹介・あらすじ
「クマと対峙し思う。
それは自分が食物連鎖に組み込まれたということ。」
「野生動物との初めての対峙は、それまで経験したことのない、生々
しい、喜びと感動と畏怖を僕にもたらし、それ以来、自然のなかに
入り込(こ)むたびに、動物たちとの出会いを心待ちにするようになって
いった。…」
命と向き合う動物写真家・前川貴行。
人と動物は、同じ大地に立つ対等な一個と一個であるという前川の写真は、常に私たちに語りかけてくる。今回、自身のことばで野生動物との初めての出会い、写真家として動物と向き合う覚悟、さらに人と動物の生きる世界のありかたへの思いを語る。朴訥でありながら詩的なことばに、アーティスト・井上奈奈の絵が加わり、世界はさらに深く広がる。
感想・レビュー・書評
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著者のクマを見るあたたかい目がそのまま写真にあらわれているような。井上奈奈の挿絵も絵本のよう。静か。
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第72回アワヒニビブリオバトル「【復路】お正月だよ!ビブリオバトル」第5ゲームで紹介された本です。
2021.01.03 -
逆光に浮かび上がる生命の息吹が印象的。文章も粗削りだが逆にそれがいい。「理系ロマンチスト」の独りごとは描写としてわかりやすく適度に詩情もある。いろいろこの人の著作を読んで観たくなった
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