もしも悩みがなかったら

著者 :
  • 文響社
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感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073222

作品紹介・あらすじ

『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』の名コンビが贈る最新作。
人生に迷い、立ち止まっているあなたに読んでほしい、名作誕生。

感想・レビュー・書評

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  • 悩みのない人生などないと教えてくれる本。主人公は人生のどん底からひとつずつ成長していく。鉄拳の挿絵も優しく暖かで感じがしてよい。悩みは希望へと変わる。生きてゆく勇気が出た!

  • 悩みがある、ということは何かをやろうとしていうときじゃないのだろうか。これをするにはどうしたらいい? うまくいくかな? と。
    自分にとって刺激になるのだから悪いことではないと思う。あまりにも過ぎると問題なんだけどね〜。
    考えだしたら、カラダを動かしてみるとそっちに気を取られていいんじゃないかと思うので、個人的には散歩したり、庭の草抜きしたり、料理を作ったりすることが多い。
    特に、草抜きは無心になれてグー。

  • 悩美のキャラクター設定がオモシロい!

    悩みがあると消えてほしいと思ってしまう。
    でも悩みがないと何もすることがなくなってしまう。
    悩みすぎるのはよくない。
    悩みとウマく付き合っていくことが大切だと気づかせてくれる一冊。

  • あの日から、
    私は、ずっと
    あなたの隣にいたんです。
    ふくらんだり
    縮んだり
    縮んだと思ったら、
    ふくらんだり

  • 悩みとうまく付き合っていく方法の1つとして、今までと別の捉え方を教えてくれるとてもいい話でした。

    なやみさんの健気さに引き込まれて読みすすめましたが、主人公が日に日に元気になって最終的に目標に向かってがんばるところでとても感動しました。私も日々悩みに取り込まれそうになってネガティブになりがちでしたが、失敗も受け入れながら、目標を決めて少しずつがんばりたいなと思いました!

    悩みを1人で抱え込んでしまっている人や、負の思考の中で堂々巡りしてしまっている方ににおすすめです。

  • 話はちょっとうまくいきすぎかなーと。良かったねとは思うけど。あと、せっかく見開きにしてるページなのに真ん中が見切れてるのはもったいない。「悩みがある人っていうのは、かなえたい夢を持っている人なんですよ」ってセリフが好き。

  • 泣いた、めっちゃ良かった。悩美ちゃん良い子!鉄拳さんの絵がとても良かったです。さくっと読めるのに内容がすごく深い!

  • このシリーズでは、一番よい。テーマもよいし、絵もよい。殆ど絵本

  • 悩みがあるということは、希望があることの裏返し。悩みは人を育てる糧。いつもそばに寄り添ってくれているもんだと思うべし。ってな内容。

  • 「悩みがある人っていうのは、かなえたい夢を持っている人なんですよ」
    「もし自分が望んでいない状況になったとしても、『悩み』がなければ、ずっとその場所に留まってしまいます。『悩み』があるからこそ、人はそこから抜け出そうとして努力を始めるのです。」
    ふと図書館で借りた本であったが、すぐ読めて元気が出る本だった。

  • 「悩みがある人っていうのは、かなえたい夢を持っている人なんですよ」にぐっとくる。
    動き出さないと始まらないのよね。

  • 深い。
    すんご〜く深い。
    悩みがあることが悪いわけでもなくて。
    悩みがあることで人は成長できるわけで。
    それでも悩みなんてない方がいいような気がするけど。
    悩みがないことなんて実はなかなか難しいことで。
    でも少しだけ、ほんの少しだけでも一歩踏み出したり、歩き出せることが素晴らしいことなんかじゃないのかな。
    そんなことを思うわけです。

  • 「悩み」というものについて、良い向き合い方が出来る本。

  • 悩美は、伸びしろですね~

  • 悩みかあることで成長できる

  • 読書記録です。

    「それでもぼくは夢を見る」で新しい発見ができたことがうれしくて、今回もまずは読んでから内容によっては子どもに渡そうと思っていたんですが…ちょっと待った、という感じでした。
    言いたいことはわかる。伝えたいこともわかる。
    でも、あまりにも「悩美」が実在感ありすぎ。
    まず第一歩は規則正しい生活と食事からだけど、そこが一番乗り越えにくい部分なのに。ひとりぼっちの人には母親(悩美)のように寄り添って本当に世話をしてくれる人なんていないんだ、というのが厳しい現実なのに。

    ガネーシャのように「自分で解決させる」ようにしてくれたらもう少し納得できたかもしれない。
    買い物行ける(外出できる・お金もある)んだから、最初は栄養ゼリーから初めて、少しずつ自分で作るようにしていけば良かったかも。

  • 図書館で借りた本。
    ほとんど漫画というか、絵ばかりなので数分で読了。大人になってしまった自分の悩みとは、少し違う感じがしたので、子どもが読むと何かを得られるかもしれない。子どもにおすすめします。

  • 生きていくのが辛い。相談する人もいない。もう何もしたくない…。そんな僕のもとに、突然姿を現した不思議な女の子、「悩美」。彼女が教えてくれた「悩み」とは?悩みがある人に読んでほしい1冊です。

  • とても読みやすかったです。悩みというのは人を成長させるのに不可欠で、でも悩みすぎは良くなくて悩みすぎてしんどいときの立ち直り方も書いてあって良い内容だと思いました。

  • いい話なんだけど、せっかくの鉄拳のイラストが本の折り目で表情がよく見えなかったりするのが非常に残念

  • 読み終わった後に私も一筋の涙が。。。
    この本すごくいい。
    なやみちゃんの存在。なんかかわいい。
    そっかぁ悩みってそんなに大袈裟に考えなくてもいいのかもしれない。

    --自分流解釈--
    心が病んだ時は、栄養のある食事をゆっくり噛んで食べて、睡眠時間を確保し、規則正しい生活をする。心の乱れは部屋に現れるから、部屋を整理整頓してキレイさっぱりすると、日にあたりたくなって、何かを始めたくなる。そこで人から感謝されることをこつこつすると、自信回復が早い。こうなったらこっちのもんだ。自分の人生を大事にしたくなる。しがらみという鎧を脱ぎ捨てたい。

  • 本買わなくてごめんなさいっ
    立ち読みしちゃった

    このシリーズ気になって
    いつもよんじゃう。
    あったかくて切なくて泣ける。

  • 未成年の方たちに読んでほしい作品。
    せっかくのいい作品なんですが、見開きの中心に顔描いたら、なんぼ開いても見えにくいです。

  • いつしか大きくふくらんだ悩み、実体化した悩美に助けられながら、悩みを乗り越え、ついには悩みとともに前進していく。
    悩みの解消法を紹介してくれている以上に、悩みを持つことの意義を教えてくれる。
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  • 水野敬也の説教は心に沁みるわ。

    説教といっても、哲学的な空論ではなく

    ○よく噛んで食べる
    ○できる範囲内から片付けていく
    ○外を歩く
    ○太陽の光を浴びる
    ○仕事をする

    など、具体的なやり方で、悩みちゃんをダイエットさせることを説いている。
    鉄建さんの、ヘタな絵も良い。

    ただ一つ、主人公が資格試験をめざして勉強し始めたとき、悩みちゃんが夜食をつくってくれるんだけど、これは、良くない。
    20代後半、30代過ぎの人に夜食は必要ないよ。胃が持たれるし。睡眠の質も悪くなる。悩みちゃんも太る。

    怪我をしたとき、苦痛や流れる血によって、身体の危険をすばやく教えてくれるように、悩みちゃんは、オレたちに「状況を変えるべき」というサインを送ってくれる。
    だから、オレたちは悩みちゃんを憎み排除するのではなく、いつも悩みちゃんと一緒にいて、悩みちゃんが巨大化しすぎないように工夫しながら、生きていく。

  • よんでいて、せつなくて笑えた。この巨体の女性の正体が、ああなるほどなあと思ったりもした。
    オトナの絵本的な本。

  • 絵がとてもいいです。
    こないだ読んだ『ちょっと今から仕事やめてくる』とか、
    しにたい気持ちから上がってくることの内容は、
    こんな表現の方法もあるんだなあと思いました。

    そうはいっても、悩みは少ない方がいいなと。

  • これ、前二作に比べても洗練されてる気がした。厚みも増してるし。絵がめっちゃいい。最近こういう自己啓発の本を読むと、けっこうズシンとくる。前までめっちゃ斜に構えて読んでた気がするけど。悩みがなかったら、前に進めなくなる。悩みをなくすときは、向上心を失うとき。あらためて言うたらこんな当たり前のことやのに、ズシンとくる。さらさらっと読めて、絵もかわいいしいい話です。

  • 苦労は、買ってでも……なんて言葉があったけど、これは、それと同様に、悩みがあるから、人間は成長すると言う意味合いの本である。

    この本を読んでいて、「頑張れ」と声援したくなる。
    しかし、読み終わって、良かったと、思う反面、この主人公、お金の苦労も無く、食べる事も、その支度も 悩美さんがしてくれている。

    手助けや金銭面の心配が無いだけでも、恵まれているのでは……と、ふと、思ってしまった。

    今、ニュースなどで、金銭面や家事だけでなく、虐待等々の被害の子供がいる事に、悲しくなる。
    それに、いじめ問題も……

    自分だけ変わっても、周りが変わらずじまいだと、悩美さんが、巨大になって行く。

    周りの人の手をかりる事も、今後 水野さんや鉄拳さんの本の課題にして欲しいと願う。

  • 20240326

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著者プロフィール

愛知県生まれ。著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズほか、『雨の日も、晴れ男』『顔ニモマケズ』『運命の恋をかなえるスタンダール』『四つ話のクローバー』、共著に『人生はニャンとかなる!』『最近、地球が暑くてクマってます。』『サラリーマン大喜利』『ウケる技術』など。また、画・鉄拳の絵本に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』、恋愛体育教師・水野愛也として『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、映像作品ではDVD『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。

「2023年 『夢をかなえるゾウ4(文庫版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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