科学的に元気になる方法集めました

著者 :
  • 文響社
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本棚登録 : 720
感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905073673

作品紹介・あらすじ

本書は、ストレスフルな現代社会を生き抜くための「元気になる方法」を紹介した1冊。どのアクションも科学にもとづいており、ハーバード、NASA、東大、理化学研究所など、世界中の研究機関で「効果あり!」と証明されたもの。「気持ちが積極的にさせ、ストレスが減少する姿勢」、「不安や緊張を緩和させる30秒の習慣」、「温泉並みの効果を得られるリラックス法」など、誰でも毎日できるアクションを集めました!

感想・レビュー・書評

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  • 遅れましたがあけましておめでとうございます!

    みなさん、元気ですかー!
    ん?声が小さくてよく聞こえない…
    何々?いろいろあって今元気がない、と。
    そうですよね。
    人生浮き沈みがあって、いつも元気!というわけにはいかないですもんね。
    でも大丈夫、科学的根拠のある最新科学(出版は2017年)で、いつもの元気を取り戻しましょう!

    ※別に楽しいことがなくても「フェイクスマイル」でストレスが軽減されて気分が良くなる。―――クラフト、プレスマンらの研究

    ※顔がくしゃくしゃになるくらいのフェイクスマイル【強化版】でコミュニケーションを取ると環境が良くなる。―――クラフト、プレスマンの研究その2

    ※手足の動きは、表情よりもさらに優位に感情を動かす=楽しい動きをすると、楽しくなってくる。エルサレム・ヘブライ大学アヴィーゼールらの研究

    ※背筋をピン!と伸ばして歩くと気持ちが積極的になり、さらにストレスホルモンが減少する。―――ハーバード大学カ
    ディらの研究

    ※「なりきり」作用を利用して、「なんか、この状況を逆に楽しんじゃってる」気持ちになってみる。―――南カリフォルニア大学ボーンズ、ウィルタームスの研究

    ※青空を見上げることで、1まず空の色で神経が落ち着き、2・姿勢が正されることで気分が整う。―――大阪市立大学水野らの研究

    などなど。
    どれも経験的によさそうだと感じるものが多いです。
    「笑顔!」とか「背筋を伸ばす!」とすぐに言う人を子供のころ疎んじていたのですが、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

    「元気になるためにやってはいけないこと」も挙げられていて、参考になりました。

    「やけ酒」は嫌な記憶を定着させてしまうので良くないのだとか。
    お酒は飲まないけど、やけ食いはたまにやっちゃいますね。
    大島弓子さんの『ダイエット』という短編で主人公の福子は過食をしながら嫌な記憶を掘り起こしていましたっけ。

    「落ち込んでいるときほど、人はネガティブなものに巻き込まれてしまう」うーん、自分のネガティブなときの心の温度湿度明度がネガティブなものと一致するとき、救われる気持ちになるときあるんですけどね。

    いくら科学的とはいえ、取り入れるのも取り入れないのも自由ですが、覚えておくといいかもしれないですね。

    • yyさん
      5552さん

      明けましておめでとうございます。
      どれも簡単にできる 心と体のストレッチ みたい。
      今年、落ち込むことがあったら実践...
      5552さん

      明けましておめでとうございます。
      どれも簡単にできる 心と体のストレッチ みたい。
      今年、落ち込むことがあったら実践します。
      とりわけ、青空を見上げるって素敵です。
      年の初めに素敵なレビューをありがとうございます。
      2022/01/08
    • 5552さん
      yyさん

      あけましておめでとうございます。
      青空を見上げると何だか心も晴れるな、とは思ってたのですが、気のせいではなく、ちゃんと科学...
      yyさん

      あけましておめでとうございます。
      青空を見上げると何だか心も晴れるな、とは思ってたのですが、気のせいではなく、ちゃんと科学的根拠があったというのに驚きました。
      こういう、ちょっとしたことで気分が上向きになるのなら、すぐに実践したいものです。
      今年もyyさんのレビューを楽しみにしていますね♪
      2022/01/08
  • 不安になりやすかったり疲れやすかったりしたけれど、この本に書かれていることを実践すれば少し変われるかもしれない。
    どれも簡単な、すぐに始められることばかり。
    まず朝の41度シャワーから始めてみよう。

  • 科学的な根拠や、研究結果を交えて記載されており読みやすいし楽しい。
    元気がなくなったらまた読んで挑戦しようってなります。
    日常生活に取り入れていきたいし、コミュニケーションの一環としても取り入れていけるところがあった。

  • 科学的に元気になる方法とだけあって、根拠となるソースを明記してあるので説得力がある。実行しやすい内容も有るため、手元に置いておく本としたい。足湯ならぬ手湯については是非試してみたい。

  • さくっと読めて実用的。気に入った事をピックアップして実践してみるも何か変化があるかも。

  • ながらで読んだけど、
    いろんな方法が紹介されていてよき。
    真新しいことはないけれど、実直にこれらを実行すれば元気な生活が送れそう。

  • 別の著作でもお目にかかった著者さんの本ということで読了。タイトルにあるとおり、科学的エビデンスにもとづいた元気になる方法が満載の一冊。

    全部やろうとするのではなく、気になったものだけ、できそうなものだけやってみる、というスタンスで十分でしょう。特に会社員勤めの方はこの2年程度の間に業務環境がガラッとかわり在宅勤務主体となり、心身に大きな変化がある方もおられるでしょうから、この本にあるメソッドのいくつかを効果的に取り入れることで、多少なりとも元気を取り戻せるかもしれません。

    (朝、運動するとか、確かに個人的にもいいような気がしています)

    惜しむらくは、どのメソッドも確固たるエビデンスに基づいてはいるのですが、読みやすさを優先した書き方になっているせいか、なんとなく”お手軽”感が前面に出てしまっており、読み進めるうちに効果を疑いたくなるような気分にもなってくることでしょうか。科学的エビデンスに基づか”ない”この手の類の本もあって、そういったものと混同しそうになります。

    なお、ここに書かれている内容については世にあるビジネス書でも登場したことがある内容も含まれており、すでに読んだこともある、という方もいらっしゃるかもしれません。が、だとすればそれはそれでメジャーなエビデンスに基づくもの、ということで、より確証のあるものだ、と解釈すればよいわけです。

  • How to本。どうすればやる気を出し、パフォーマンスを発揮できるのか、論文に基づいてわかりやすく記載されている。たくさんの種類があり、日常生活に取り入れやすいものも多い。
    改善方法やストレスを溜めないことも大切だが、なぜ今自分は落ちているのか、ストレスが溜まっているのか、やる気がでないのかなど、自分自身と向き合うことも大切だと感じた。

    個人的に印象的な文
    人間はこれまで、「何かをするとき、まずは頭で考えてから、脳で命令を出して行動を起こしている」と考えてきた。ところが心理学や脳科学の世界では、人は「行動してから考える」というのが常識になりつつある。

  • 具体的な内容部分は有益だと思う。
    ただ、巨大フォントで太古のギャグ、文末にぴえん系顔文字、「元気すぎて大学の教え子に引かれてしまう自分」アピールなど、序文の段階で自分はこの本のテンションについていけなかった。

  • 基本的には、元気な時の行動を意図的に取る、ひらめきのためにはぼーっとする、モチベーションは個人的な好き、冷静に改善点を認める、やけ酒はやめよう、怒りは破壊で発散しない、深呼吸する、やることをはっきりさせる、シャドーイングは有効、というところか。

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著者プロフィール

堀田秀吾(ほった・しゅうご)
明治大学法学部教授。言語学博士。
熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了・博士課程単位取得退学。
専門は社会言語学、理論言語学、心理言語学、神経言語学、法言語学、コミュニケーション論。研究においては、特に法というコンテキストにおけるコミュニケーションに関して、言語学、心理学、法学、脳科学など様々な学術分野の知見を融合したアプローチで分析を展開している。執筆活動においては、専門書に加えて、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書・語学書を多数刊行している。「明治一受けたい授業」にも選出されるなど学生からの人気も高い。『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』 (サンクチュアリ出版)、『図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』(SBクリエイティブ)など著書多数。

「2022年 『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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