賢者の非常食(IDP新書3)

著者 :
制作 : 和泉功 
  • IDP出版
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本棚登録 : 104
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905130024

感想・レビュー・書評

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  • 昔の日本人が食べてきたものを知ることで、食べること、生きることの本質を見つめる。1日に60キロも歩いた江戸時代の旅人のスタミナ源は?炭水化物やタンパク質はどう持ち歩いたのか?など、とても興味深かった。また、非常時に食べるものこそ基本的な食べ物でなくてはならないという主張にも納得。しかし、出典やエビデンスの示されていないことが事実のように書かれていたり、巻末のレシピが全く非常時用ではないなど、適当だなぁと思われる部分も多々。非常食をテーマにしたエッセイといった趣き。

  • 納豆食べよう

  • 日本人は何を食べたら非常時でも元気になるかを、日本人の昔ながらの食生活や体に基づきながら解説。
    沖縄の食と寿命の話は納得しました。
    非常食を改めて考える良い機会になりました。

  • 日常的に用意出来る食物を非常用にしましょう。と言う趣旨の本です。確かに助かった後、生きる力を出すには食べ物の影響は大きそうです。全部は無理だけど少しは用意しておこうと思います。

著者プロフィール

小泉武夫(こいずみ・たけお):1943年、福島県の造り酒屋に生まれる。東京農業大学名誉教授。専門は醸造学・発酵学・食文化論。専門的な話を、分かりやすく伝える達人。また食の未来を中心に、日本が抱える多くの大問題に挑んでいることから、「箸(★正字)を持った憂国の士」と評される。140冊を超える著作があり、小説も『猟師の肉は腐らない』、『魚は粗がいちばん旨い』など、専門的な知識に裏付けられた独自の作品が多数ある。


「2023年 『熊の肉には飴があう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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