前科おじさん

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著者 : 高野政所
  • スモール出版 (2016年8月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905158356

前科おじさんの感想・レビュー・書評

  • 刑務所の中を描く作品は数あれど、留置所の様子を教えてくれる作品は初めてだったので面白かった。留置所のシステムは参考になったし、逮捕に至るまでの過程も結構辛いものなんだなと身につまされる思いを感じた。
    ただ、飯に対する文句を筆頭に愚痴っぽいのと、後半のマッサージ関連が余計に感じるかも。

  • 本文で著者は
    「反省しているのか」と聞かれれば
    「反省している」というし「反省している」文章も書く
    それでも「反省の色が見えない」
    逆に「反省しているかもしれない」と判断してくれる人もいる。
    実際のところ本当のところは誰にもわからない。
    と書いている。

    本書を手に取った多くの人々は彼のサンクション(社会規範から逸脱したものに対しては社会的制裁)
    が見たいのだと思う。
    それがこの手の本の常套句だし

    ただ本書ではその線はあいまいだ。

    私(読者)から著者に対してのサンクション

    「私」に謝ってほしいのである。

    ただ彼が謝るべき人はアシッドパンダカフェ関係の人々、
    ラジオ関係者など別にいる。
    社会的規範から逸脱したというだけでは彼を精神的に裁ききることをしてはいけないし、できない。

    本人がマッサージ師という肉体労働の中でもこもこと出てきたものを見守るしかない。
    でもそこからでてきたものが本当に私はこっち側の人間でい続けられるのか?と考えさせられる。

  • 犯罪は割に合わない、というのはよくわかった。やはり俺にとってのラジオスターは喋ってこそ面白く、文章だと物足りないか。

  • レオパルドンの高野政所が逮捕されてから留置所内での話、出た後に考えたことが自分の言葉で書いてあった。

    留置所内の話は面白かったが、自分としては留置所から出た後の話はあまりピンと来なかったように思う。
    アシパンに行ったことはないし、XBOXでフレンドになってても一度もCOOPとかもしたことないのだが、ある意味自分ができないような人生の過ごし方ができていた方なので今後も応援したいと思った。

    #前科おじさん

  • funkotという音楽の日本の第一人者である政所さんの初めての本。

    大麻所持で逮捕されてから、どのような時間を過ごしていたかが書かれている。

    とにかく面白い。
    話も上手だし、いつか本を出して欲しい方だったので、読みごたえ満タンでした。

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前科おじさんの作品紹介

「なんだチミはってか?
 そうです、わたしが……前科おじさんです!!!」

“元”ラジオパーソナリティ。“元”DJ。“元”クラブ店主。“元”インドネシアのダンスミュージック「ファンコット」の伝道師……。
色んな肩書きが一瞬で“元”になる大事件、それが逮捕。
2015年3月3日、大麻所持で逮捕された高野政所が初のエッセイ集を引っさげBACK AGAIN!
1年の自粛期間で綴った爆笑&思索&しんみりの自叙伝。
この本で“元”を外して元に戻るのだ!

“声だけで信頼できる男”と呼ばれながら、結果的に多くの信頼を裏切ることになってしまった高野政所。留置場で罪の重さを痛感しながらも、ついつい出逢ってしまうおもしろおじさんやトホホな出来事。苦悩と哲学、脱力と爆笑、そしてDJ復帰の道のりまでを赤裸々に綴った初エッセイ集。
盟友・漫画家ジェントルメン中村によるコミック「実録・渋谷警察署内留置場第八居室 ボスと呼ばれた男!!」、敬愛する映画ライター&デザイナーの高橋ヨシキとの対談も収録!

「『おそ松さん』だって、この男の影響がなけりゃできてないですよ。何せ俺、20年来この男の生き様追っかけてますから!」
『おそ松さん』監督・藤田陽一

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