十代のきみたちへ: ─ぜひ読んでほしい憲法の本

著者 :
  • 冨山房インターナショナル
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本棚登録 : 106
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905194736

作品紹介・あらすじ

ロングセラー「十歳のきみへ─九十五歳のわたしから」の刊行から8年。今も多忙な活動を続ける現役医師=日野原重明先生から、明日の世の中を決めていく子どもたちへのメッセージ。

「いのちを守るということについて、これほどしっかりとつくられた憲法は世の中のどこにもありません。人間の根本にかかわることが憲法に書かれています」

感想・レビュー・書評

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  • 子どもだけじゃない、改悪しようとしている、どうしようもない大人こそ読むべき。。。

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  • 年齢を重ねた人の言葉はそれだけで重みがあるものだと思う。ましてそれが日野原さんのような生き方をされてきた方ならなおさらだろう。副題には「ぜひ読んでほしい憲法の本」と書いてあるが、これは憲法の本ではなく、「いのちの本」である。でも突き詰めていけば「いのち」を守るために「憲法」があるのだから、日野原さんのお話は胸にじんわりと染み込んでくる。たしかに「ぜひ読んでほしい」本だ。

  • 人生の節目である十歳の子供達に贈られたお話です。人生について、生命、家族や平和と色々な視点から向き合える内容になっています。この歳になり憲法を最後まで読んだこともありませんでした。改めて日本に生まれたことに感謝です。

  • 今、ウクライナのことで世界がギスギスしているからこそ、改めて憲法のことを振り返るために読んだ。
    10代ではないが、改めて憲法について考えることができた。
    憲法は国民が守るためのものではなく、国民が代表者に守らせるもの。この意識を持って自分たちを守ってくれる憲法を守っていかないといけない。
    また、憲法とは関係ないが、「持つ人生」ではなく「なる人生」を目指すということがとても心に刺さった。
    自分の人生が終わった時に、自分の生き方が他の人に影響を与えられると嬉しい。

  • 憲法を知るにはこの本から、と思える一冊

  • 読み終わり。
    ---
    第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
    ---
    実際は,総理大臣や国会議員が一番憲法軽視。

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著者プロフィール

1911年山口県生まれ。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院内科医となる。学校法人聖路加国際大学名誉理事長、聖路加国際病院名誉院長、一般財団法人ライフ・プランニング・センター理事長などを歴任。予防医学の重要性を指摘し、医学・看護教育の充実、ターミナル・ケア(終末期医療)の普及に尽力。2000年には「新老人の会」を結成。1999年文化功労者。2005年文化勲章受章。2010年には国際コルチャック協会名誉功労賞受賞。2017年7月18日逝去。

「2022年 『2023年版『生きかた上手手帳』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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