戦術リストランテ

著者 :
制作 : フットボリスタ 
  • ソル・メディア
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905349037

感想・レビュー・書評

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  • バルセロナ
    堅実にパスを繋ぐプレースタイル。ピッチに7つのラインを仮想し、2つ前のラインにパスを出して、1つ後ろに落とす。これを繰り返してバイタルエリアへボールを運ぶ。
    ビルドアップの際に、キーパーもパスワークに参加することで、CBが左右に開きパスコースが増える。

    マンU
    カウンターと個人技を武器とした戦い方をする。
    カウンターがしやすいように、相手にボールをもたせる時間を長くして、相手を自陣に引き込む。

    アーセナル
    バルセロナのパスサッカーに一瞬のスピードを掛け合せたチーム。瞬発力の高いアフリカ系選手を多用し、オフザボールで相手を振り切ってマークをずらす。

    1ボラ2ボラ
    ボランチとはCBの一つ前のポジションで、攻撃の際に起点となるパスを出すプレイヤー。攻撃の際にセンターサークル付近の最もパスコースの多い位置にいる。
    2ボラは守備的な布陣で、中央のブロックが堅い。一方で1ボラは攻撃的な布陣。

  • 安く手に入れることができるのであれば時間潰しくらいにはなる

  • 見方が変わる

  •  戦術を主題に現代サッカーのさまざまな話題を読み解いていくコラム集である。連載のまとめであり、それだけに時事的な内容を後追いで見ることになるので、やや鮮度の悪さはある。
     丁寧な記述が多く、良い本だとは思う。ただ、図説が多く、文章を思うように読み進められなくてストレスとなった。わかりやすいかもしれないが、本としてはマイナスかもしれない。

  • リストランテと言って、読者に対し如何に美味しいかを示そうとしていると言っていたが、結局フォーメーションの羅列に終始しており、掘り下げていない様に感じる。週刊誌の場合は見開き1ページに収める為に字数に限界があるかもしれないが、書籍化する事で、その時何故この様な戦術が潮流を迎えていたかと言う所の発言はないし、変遷も少し話題になってはいたが、時代の先端では無かったフォーメーションを連ねている。ただ、城福(現ヴァンフォーレ監督)との対談での、城福さんの選手に如何に自分の考えを教える事や、約束事に縛られて自由に動けない選手に対するジレンマなど、現場で指揮している人ならではの言葉は興味深かった

  • 戦術啓蒙本として結構面白いってきいたの!読みたいワン!

  • ☆☆$$予想以上に面白かった。$$今までサッカーの戦術は無用と考えていたが、$$浅はかさを感じさせてくれた1冊。サッカーの見方を変えることに繋がったと思う。

  • 戦術というか、フォーメーションについて、各々の概要を説明した本。ディフェンス時のフォーメーションは相手に合わせた形になる、と言いながら、ディフェンス時にどういう形になるかの説明が多かったように思う。10-11シーズンの話までが書きてあるので、読むなら早い方がいいと思う。結構面白かったと思うんだが、1年以上前の試合のフォーメーションについて書かれてたりして、タイムリーに読みたかった。(今でも雑誌で連載してる?)
    本のタイトルについては、内容とは全く関係ない。

  • こういうサッカーの戦術論を語った本は初めて読みましたが、興味深く読みきれました。

    ちょっと大げさに言えば、サッカー観戦の景色が全然ちがってみえるようになりましたねー。

    4-3-3とか4-4-2云々っていう戦術論はみかけたりしますが、そういういわゆる記号的な戦術論とはまた違って、実際の選手の動き方や連携を分析してるような形が多いです。

    なので、フォーメーションありきの戦術論は苦手という人でもイメージしやすいかなぁという印象です。あくまで選手の動きがあってのフォーメーションという感じかなぁ。

    ちょうどEUROを観てる時期に読んでたので、これを読んで試合で確認、みたいな事もできて、理解しやすかったです。

  • 20120519読了

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著者プロフィール

1962年9月27日、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、会社員を経て、学研『ストライカー』の編集部勤務。95~98年にフランスのパリに住み、欧州サッカーを取材。02年にフリーランスとなる。06年の『footballista』創刊時から「戦術リストランテ」を連載中で、同誌が主催する各種サッカーイベントにも多数出演している。趣味もサッカーで、東京都シニアリーグで現役続行中。主な著書に『サッカー戦術クロニクル』シリーズ、『スローフット』、『1974フットボールオデッセイ』(双葉社)、『戦術リストランテ』シリーズ(小社刊)など。

「2020年 『戦術リストランテⅥ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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