悪という希望――「生そのもの」のための政治社会学

  • 15人登録
  • 5.00評価
    • (1)
    • (0)
    • (0)
    • (0)
    • (0)
  • 2レビュー
著者 : 堀内進之介
制作 : 宮台真司  現代位相研究所  神代 健彦  山本 宏樹  髙宮 正貴  鈴木 弘輝  保田 幸子  濱沖 敢太郎  石山 将仁 
  • 教育評論社 (2016年1月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (429ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905706984

悪という希望――「生そのもの」のための政治社会学の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 【書誌情報+内容紹介】
    〈悪〉とは何か――。
    人々を脅かす避けるべき〈悪〉、その一方で人々を魅了する〈悪〉。我々が甘受すべき、「よりマシな〈悪〉」とは何か。教育、社会、宗教、政治などを主題に、〈悪〉について考察する。

    価格(税込) 2,160円
    体裁 四六判 並製 429頁
    ISBN 978-4-905706-98-4
    出版日 2016/01/27

    監修:宮台 真司
    編集:現代位相研究所
    執筆:
    堀内 進之介(ほりうち しんのすけ)
    神代 健彦(くましろ たけひこ)
    山本 宏樹(やまもと ひろき)
    髙宮 正貴(たかみや まさき)
    鈴木 弘輝(すずき ひろき)
    保田 幸子(やすだ さちこ)
    濱沖 敢太郎(はまおき かんたろう)
    石山 将仁(いしやま まさひと)
    http://www.kyohyo.co.jp/publication/publication_084.htm


    【もう少し詳しい目次】
    http://d.hatena.ne.jp/Mandarine/20170921


    【目次】
    目次 [003-006]

    序論 悪の擁護、あるいは民主主義についてのノート〔神代健彦〕 007
    1 悪の魅力――自由、力、可能性 007
    2 悪とともに在ることの希望と困難 028
    3 本書の構成 046

    第I部 抗いと甘受の閾 055
    第一章 悪とは何か――デューイの倫理学から考える〔高宮正貴〕 057
    はじめに 057
    1 善とは何か 058
    2 義務とは何か 063
    3 徳と標準とは何か 072
    おわりに 077

    第二章 災害の分配的正義論――リスクと責任〔保田幸子〕 081
    1 問題の所在 081
    2 運の平等主義 084
    3 選択と状況の区別 090
    4 批判 093
    5 優先すべき原理 097
    6 結論 100

    第三章 ジョセフ・ラズにおける二つの正統性〔石山将仁〕 105
    はじめに 105
    1 ラズにとって「権威」とは何(であるべき)か 109
    2 ラズにとって「正統な」権威とは何(であるべき)か 123
    3 「正統性」の二つの構想 138
    4 二つの正統性の構想から明らかになる政治(哲学)的問題 148
    おわりに 153

    第四章 道具的理性批判の現在――啓蒙のプロジェクトの今日的課題について〔堀内進之介〕 161
    はじめに 161
    1 道具的理性批判 165
    2 政治的共同体の基礎としての感情的連帯 177
    3 「である」と「させる」の落差 199
    4 よりましな悪の選択――啓蒙のプロジェクトの根本に立ち返る 213

    第II部 共生の身悶え 235
    第五章 政治科学の進化論的展開――保守闘争の遺伝子文化共進化について〔山本宏樹〕 237
    1 政治闘争のアポリア 237
    2 政治闘争の脳器質的基底 239
    3 政治闘争の遺伝的基底 246
    4 進化生物学的成果をめぐる政治闘争 255
    5 政治闘争の遺伝子文化共進化 260
    6 おわりに 266

    第六章 宗教という「排除できない悪」〔鈴木弘輝〕 283
    はじめに 283
    1 「ひきこもり」経験者の自己意識 285
    2 スティグマ化とキョウヨウ主義 288
    3 トラウマ化と社会人基礎力 293
    4 現代社会における「人間性」という宗教 297
    5 現代社会における「人間性」のあり方(その1) 298
    6 現代社会における「人間性」のあり方(その2) 300
    7 「公共的に生きていくための術」を支える「他者」の存在 306

    第七章 教育と責任〔濱中敢太郎〕 313
    はじめに 313
    1 法外な教育 316
    2 平等の欺瞞 322
    3 教育的挑発 327
    おわりに 333

    第八章 悪を歓待する――民主主義的な集団の(不)可能性について〔神代健彦〕 343
    はじめに 343
    1 二度目の歓待、あるいは悪を歓待する 348
    2 共和国の主人の〈ちから〉 361
    3 親密圏公共圏という(不)可能性 375
    おわりに 392

    解題――「感情の劣化」への抗いを全体主義のリスクを回避して進める手だてはあるか?〔宮台真司〕 401

    あとがきに代えて――遠近法主義、あるいは力への意志としての〈悪〉(二〇一五年 十一月 著者を代表して 堀内進之介) [415-426]
    執筆者紹介 [428-429]

  • 解題の宮台真司の文章、結論を違和感なく避けながらも納得させる構成が妙。ラストは隠喩でサラっと片を付ける。抑制的かつ効果的な表現技法を見習いたい。本編未読。

全2件中 1 - 2件を表示

堀内進之介の作品

悪という希望――「生そのもの」のための政治社会学を本棚に「読みたい」で登録しているひと

悪という希望――「生そのもの」のための政治社会学を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

悪という希望――「生そのもの」のための政治社会学を本棚に「積読」で登録しているひと

悪という希望――「生そのもの」のための政治社会学の作品紹介

"悪"とは何か-。人々を脅かす避けるべき"悪"、その一方で人々を魅了する"悪"。我々が甘受すべき、「よりマシな"悪"」とは何か。教育、社会、宗教、政治などを主題に、"悪"について考察する。「よりマシな悪」の思考が、現代社会の閉塞を打開するかすかな道を照らす。

悪という希望――「生そのもの」のための政治社会学はこんな本です

ツイートする