死に魅入られた人びと―ソ連崩壊と自殺者の記録

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制作 : 松本 妙子 
  • 群像社 (2005年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905821298

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死に魅入られた人びと―ソ連崩壊と自殺者の記録の感想・レビュー・書評

  • 2015年
    ノーベル文学賞受賞作家の作品集。

    すべてソ連という体制崩壊の犠牲者の話だ。

    理想が潰えたのではなく、理想を追わなくなった悲劇とでも言えようか。

    個々人に罪はないのに、生きる縁(よすが)が失われてしまった。

    なんとも暗い話ばかりであったがこれも現在の世界の諸相なのだろう。

  • 「実は、私たちは戦争人間なのです。戦争をするか、
    その準備をするかのどちらかで、ほかの生き方は一度も
    してきませんでした。」

    ソ連崩壊後、そんな人たちの精神はどうなったのか、
    社会主義に翻弄された人生の数々、その一部が
    本書には書き記されています。

    ぜひ多くの人に読んでもらいたい本。現在入手できないって…(- -ll)
    権利を有する出版社さんが速やかに出版してくれることを願います。

  •  
    ── アレクシエーヴィチ/松本 妙子・訳《死に魅入られた人びと 200506‥ 群像社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4905821290
     
    (20151024)
     

  • 読みながら、フランス革命でルイ16世の処刑にショックを受けて自殺した人が一定数いた、という話を思い出している。

    ひとりの話だけを読んだら「ふ-ん?」で終わりそうだけれど、17人分積み重なると重い。

    宗教が必要になる。

  • ソ連が崩壊し、価値観の一変した思想の境界で、自殺に向かう人たちの記録・証言。実際に亡くなってしまった人は近親者が、失敗した人は本人が心情や状況を吐露している。それほど昔ではない時代においての貧困や内戦、あまりにも隔たりのあるジェネレーションギャップ。ただ要因のひとつにおいて、現在の日本と通じるんじゃないかと思うところもあり、どこか他人事ではないような気持ちになりました。

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死に魅入られた人びと―ソ連崩壊と自殺者の記録の作品紹介

ひとりひとりの人生を飲み込んできたソ連という国家の崩壊のあとに、寄る辺なき社会へ放り出された人たち。自らの死を選ばざるをえなかった無名の人たちの肖像だけをじっと見つめ、社会主義国家という歴史から消えた巨大な亡霊といま一度向き合うインタビュー集。

死に魅入られた人びと―ソ連崩壊と自殺者の記録はこんな本です

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