滅びの都 (群像社ライブラリー)

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  • 群像社 (1997年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (505ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905821427

滅びの都 (群像社ライブラリー)の感想・レビュー・書評

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  • 店頭で「1984年」の新訳見たら読みたくなって。
    ディサトピアものです。
    執筆当時から「出版」でなく「保存」を念頭においていた、なんて当時(1970年代)のソ連情勢が伺えます。
    もう少し当時の情勢に詳しかったら、ニヤニヤできるところも多かったのかも、と思うとちょっと残念です。

  • 「実験」が行われている社会。それを疑うことは許されない。街を襲う猿たち。人を飲みこむ家。ゴミ収集員、日本人、売春婦、酔っ払いで武器を持つおじさんなどが織りなす社会。絶望的かと思われる結末にかすかな希望がみえる。作者の深い思慮が感じられる。

  • A&Bストルガツキィ兄弟の著作の中で、これは兄がほとんどの部分を書いたものじゃなかっただろうか。ソビエト社会主義体制を思わせるとある町に住む人々の物語。痛烈な社会主義体制への批判がこめられているが、社会主義そのものへの期待は捨て去られていない(そういう意味で、ハイナー・ミュラーにも共通する部分があるような気がする)。他のSF作品にはイデオロギーに関するものはあまりなかったような気がする。
    この作品については、確か「青の本」と言う名前をつけていて、原稿を奪われて焼却されてしまうんじゃないかという恐怖を感じていた、というエピソードがあった気がする……その恐怖こそ、社会主義体制下の人間の抑圧されていた恐怖を物語っているように思う。
    自死してしまう日本人の青年のことがすごくよく印象に残っている。彼が死んだ理由はまったく説明されていないのだけれど、それが、また恐ろしくよくわかるからだ。

  • 注)「モスクワ妄想倶楽部」読了後をオススメします。
    ストルガツキー作品の中では最も好きな作品です。
    ただし、娯楽のつもりで読むと失敗します。

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