- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905821489
感想・レビュー・書評
-
3度目?やっと読了。5割も理解できていない予感が… また数年後に読もう。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第一の書は、稲垣足穂の一千一秒物語を長編小説にしたらかくや?と思わせるような雰囲気。第二の書は、散り散りに妖しく明滅していた欠片が、おそろしい風速をもってひとつになる。伏線が美しく回収されるというよりは、爆破の映像を巻き戻しで見されられるような力技。
全編を通じて、滑稽で、まがまがしい。世界観の濃さから一気に読み続けることが難しいのだが、むしろ少しずつ断片を味わうように付き合うのが「吉」ではないか。熱狂的支持者がいるのも頷ける一冊。 -
まるで黒魔術のような小説だった。人も死ぬし。
-
モスクワ、ロシアなどを舞台とした作品です。
-
難解、こわい、ながらひきつけられる
-
上巻参照。
-
ブルガーコフの代表作の一つ。
ついに話はつながり、終幕を迎える。
-
暗示が多すぎるし勢いのある展開で、正直読むのが疲れた。しかしその分、読了後に残るものがある。
何気なく挟まれる名言の数々が印象的。
「原稿は燃えたりしません」