LOGOS (JUNEコミックス ピアスシリーズ 59)
- マガジン・マガジン (1999年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784906011636
感想・レビュー・書評
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わ……私の求めていた作品がここに……! と思った作品。
1970年代、14歳の少年たちが犯した罪と、その結末。
最後のモノローグで鳥肌が立ちました。
墓の中に持っていきたいぐらい、影響を与えられた作品です。
LOGOSの他、阿片に溺れた少年の「らしゃめん」、記憶が長続きしない双子の兄と弟の「ココナッツアイス」、美大生の物語「ソレは至極当然のコト」も面白かった。
私はらしゃめんが好きです。
どれも余韻の残るような話だったのが良かった。
私がすっきりハッピーエンドよりも、バッドエンドが好きなせいもあるけれど……(バッドエンドではないです)
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夏の閉塞感がすきということを思い出す。
ともだちをしんじるって、この頃はそれだけで人生生きられるものだったと思い出すしかなくなってしまったいまがすこしかなしい、かな。 -
BLという枠に嵌らせておくには勿体ない程素晴らしい。
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男と女の、男と男の、女と女の恋愛、とかじゃなくて、「人間と人間の恋愛」。それが小野塚作品。
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エロいし同性愛ものなんですけど、そんな理由で毛嫌いしているだけの食わず嫌いさんなら、この人の漫画は絶対に読んどいた方がイイと思います。世界観がすごい。短編集なんですけど、LOGOSとかちょっと映画っぽい雰囲気で好きです。文学的でもあり、なかなか重いですが切なくて、やっぱ小野塚さんはすごいなぁと思います。雰囲気がすごくカッコいい。ヴィレヴァンによくありますね。すごくオシャレ。
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小野塚カホリBL短編集。
入っている話全部好きですが、「らしゃめん」が一番好き。
壊れていく自分、見つけ出そうとする本気。
「I LOVE YOUの意味は何?」という、最後の言葉が何か好き。 -
この人の描く長い手足、スレンダーな体型が好きです。最初の頃は世界観がよくわからなかったけど、年齢を重ねるごとに色々感じ、得るものが沢山でてきました。たまにフと読みたくなる漫画です。
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私の一番好きな漫画家さんです。心に響く作品です。このLOGOSは少年愛と申しましょうか、非常にストイックな扇情的な感じがする作品です。考えさせられる・・・人間の汚いところをとてもきれいに描かれている作品だと思います。
ボーイズラブなので苦手な人はダメかな?でも描写が濃くはないので平気かも・・・・。 -
伝説的JUNE作品。