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みんなの感想・レビュー・書評
読了。
『サルビルサ』とはいったいどういう意味なんだろう?
登場人物が意味が分からない言葉をしゃべっている。
あえてそのようにしたのは、何でかなーと考えてみたり。
彼らは、相手の言葉を理解してたのかな。まぁ、何となくはしてたに違いない。読者であるわたしも、ニュアンスは通じるから。
と、いろいろ考えてしまう絵本。
戦争をバカバカしく描くことによる戦争批判の絵本と思いました。が、先日そうじゃない解釈の人もいるんだとわかって、本棚に。
芸術は爆発だ!といったまさに岡本太郎氏の世界のような、ザ・スズキコージワールド☆ スズキコージファンにはたまりません。大傑作ですよね♪
最初は獲物を巡って国が違う二人の争い。
それが国を巻き込んだ大戦争になってしまいます。
二つの国の人々が話すのは暗号のような対の言葉。
「モジモジモジ」「ジモジモジモ」
「サルビ」「ビルサ」という風に言葉が二つの国で全く逆になっています。
スズキコージさん独特の絵の迫力に魅了されます。
ずっと戦争をしている2つの国のお話。2つの国の言語はちがうけど、実は言葉をひっくり返す程度の違いなのかも…。シンプルで深いです。
暗号みたいなせりふ。
さかさに読んでも同じ。
戦争をテーマにしても読めるかも。
サルビ軍VSビルサ軍で読みあっても。
「サルビ」と「ビルサ」、売り言葉に買い言葉。ちょっとした事から民族を挙げての戦争に発展。言語や文化の差がもたらす争いって実際は非常に馬鹿らしい。けれどもそれに気づくまではひたすら絵の迫力に圧倒!
回文えほん
「だんな まかおの やどやの おかま なんだ」
も、回文ですが、
「サルビルサ」
は、平和の呪文なのです、たぶん。
まとめるなら、戦争はよくないのです。
Diary:2004/04/16 言葉遊びのおかしさを楽しみながら盛り上がり、最後のおちで息をのむ。スズキコージの世界観は独特。感覚をとぎすませ!感じることからはじめよう。






