児童文学の境界へ―梨木香歩の世界 (日本児童文化史叢書 42)

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著者 : 藤本英二
  • 久山社 (2009年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906563333

児童文学の境界へ―梨木香歩の世界 (日本児童文化史叢書 42)の感想・レビュー・書評

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  • 梨木香歩が児童文学作家であるのは、彼女が児童文学で体験した感動が他の文学では得られなかったため、というのは初めて知りました。
    本にはまだなっていない、雑誌に載せられた彼女の文章も沢山引っ張ってきてまとめてくれているので、そこらへん未読なので興味深かったです。

    最初に日本における児童文学の成り立ち、90年代における児童文学の変容を挙げ、そこからの梨木香歩の作家デビューを取り上げている。
    作者の影響を受けた作品や人物などに触れ、それから彼女の持つテーマをそれぞれ丁寧にまとめています。
    それこそ「りかさん」から梨木香歩に入った私にとって、「からくりからくさ」が先行してたなんて驚きでした。著者が書いてるとおり、中学生当時はからくりからくさはよくわからなかった。けれど、読みなおしてこんな物語だったのか、と思うのは、りかさんにしてもそうだった。梨木香歩の作品は、読む時々それぞれ発見と感動がある、と私は思います。

    少しですが、梨木香歩に対する理解が深まったように思います。
    ところでからくりからくさに含まれる駄洒落りかさんについては、当時すら思い付いて薄ら寒く思ったことを堂々と書ける著者の年齢に敬意を表します。
    あと、児童文学じゃないんだから文字もサイズも大きすぎますので新書で出して下さい。

  • 13.4.19怖くてまだ目を通していない。三年前に一度読んだのだが、いまはきっと物足りなく感じるだろう。自分にとっての「梨木香歩のいいところ」をはっきりさせてから読む。 /10.02.18~10.3.2 なぜ梨木香歩が好きなのか、の答えに一歩近づけた。………追記の可能性あり。

  • 梨木香歩の作品への見方が違って見えておもしろい。児童文学いいなあ・・・

  • 「西の魔女が死んだ」までのところを読んだ。
    他の作品を読んだら、また読んでみようと思う。

    梨木香歩
    の名前の由来が、
    京都の梨の木神社をカオル(本名)が歩く
    というなんともステキなことに感動だった。

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