人格教育への挑戦: 「7つの習慣J」プログラムの実践

制作 : 小林 忠嗣 
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906638703

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  • 『7つの習慣』を子ども向けに適用させた話。

    導入当初は「授業中に他の教科書を開いて勉強する生徒もいれば、隣同士でおしゃべりを始める生徒もいました」(P.205)というところで、普及に困難を極めたそうです。

    しかし、あきらめずに、子どもにこそ「人格教育」を提供するべきだという信念を貫いた結果、多くの協力者の助力も得られたそうです。

    努力の結果、500の教室で1万6000人もの生徒が「7つの習慣」に基づいたプログラムを受講するようになったそうです(平成20年当時)。

    一時は高校教師を志した身としても、教育の革命に取り組まれた話には、刺激を受けますし、ビジネス・パーソンとして日夜挑戦させて頂いている身としても、刺激となる話でした。

    子どもや教師に起きた変化の数々を読むことで、「7つの習慣」を体現したくなると思います。

    なぜならば、良い習慣が良い人生を作るのだと再確認できるからです。

    良い習慣を身につけ、人生を成功させることにご興味のある方は、お時間がある際にお読みいただければと思います。当書籍は1日もあれば読める内容となっておりますしね。

    お付き合い頂き、ありがとうございました。

  • 著者はベンチャー・リンクの会長であり、DIPSという知的リエンジニアリングソフトを開発したひとである。ベンチャーリンクはDIPSの思考をもってフランチャイズ興業自体をマニュアル化することで一時期大きく成長した。ガリバー、牛角、ふらんす亭等々。

     そのFCの新分野がコヴィーの「7つの習慣」をマニュアルに落としこみ、教育産業に広げ、その説明が本書である。生徒にやる気と目標意識を植えつけるというメソッドは塾や生徒数現象に悩む私立三流高校のニーズに合っているのだろう。それなりに実績を伸ばしているらしい。不良人材をどう活用するかはこれからの日本の課題にもなる。それについての自分の見解は後日。

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