ヴィンテージ・メンズウェア (SPACE SHOWER BOOks)

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制作 : 田代 文(たしろ あや) 
  • スペースシャワーネットワーク (2013年9月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906700943

ヴィンテージ・メンズウェア (SPACE SHOWER BOOks)の感想・レビュー・書評

  • 帯文:”世界トップクラスのヴィンテージ・ショップ「The Vintage Showroom」厳選コレクション150”

    CONTENTS:INTRODUCTION、CHAPTER 1 SPORTS & LESURE、CHAPTER 2 MILITARY、CHAPTER 3 WORKWEAR

  • イギリスで実際に行ったお店の本だから読み終えた感想も別格。原書の大判ハードカバーも持っているくらいに好きな本でして、今年に日本語訳が発売されていたもの。この一冊前に読んでいた「ハーディエイミスのイギリスの紳士服」に続き非常にメンズウェアの勉強になりましたありがとうございます。勉強というか読んでて楽しい、見て楽しい。ことに男性の紳士服は労働者や軍組織やスポーツ(レジャー)の文化と密接に関わっているかを感じられる本だと思います。

    洋服そのもののデザインからどんな人が(たいてい職業や所属が明らかになる)着ていたのか、どんな人が作ったのか(工場か、ホームメイドか、職人に寄るオーダーか等)、実際に着ていた人はどのような使い方をしたのか(右肩にパッチをして修繕している狩猟用のデザインの洋服であれば、その人は右肩を下にして横になり銃を構えるハンターで〜など)など読む事が出来ます。

    ビスポークのスーツ、一部小物の紹介も有りますが、ミリタリー(現在のカジュアルファッション、ストリートファッションに繋がるデザイン)と、ワークウェアが殆どを占めているので、こってこてのスーツ関係の服飾史よりは見てて面白いと思います。現代はカジュアル思考だからね。

    例えば腰の両脇に着いてるボタン(これボタン2つつてるけどフラップにはボタンホール一つしか無いし届かないじゃん的なアレは体にフィットさせてパラシュートで落ちる際に衣服が舞い上がるのを防ぐため。大抵どの場合でも風よけを想定。)、パンツの後ろに着いているバックル(紳士服のパンツはもともとハイウェストが主流でベルトでなくサスペンダーを利用しておりウェストの調整を行うため)も実用的な意味を持ってデザインされてるんですから。はあ、なるほどなあ、と思う。

    文章もクセがなく読みやすい、そしてフルカラーで写真が見れるのが何よりも嬉しかったです。欲を言えば前、後ろ、洋服を裏返して更に前、後ろがあると良かったのです。(図鑑見たいになっちゃうな。今の写真の付録としてでも是非)いやあ、よかった。これは良いぞ。

    兵士や専門職、実際にそれを着て作業をする人自体がとんでもないパワーを持ったデザイナーですわ。

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