- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906732333
作品紹介・あらすじ
途中でやめてしまう、三日坊主、計画倒れ…なぜ、あなたは続けられないのか?卓球の福原選手、テニスのクルム伊達選手など、数多くのアスリートたちを成功へと導いた名トレーナーのモチベーションテクニック。「やり遂げる力」を手に入れる方法。
感想・レビュー・書評
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大きな目標を作るのはいいが、それを達成するための小さな目標を作り、段階的に達成していくことが大事
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フィジカルトレーナー、フィットネスモチベーターでもある著者による、モチベーションテクニックの本。
この著者の著作はこれまでも何冊か読んできた。どれもストレッチやランニングを始め、続けるためのものだったけれど、本作はそういった習慣を始め、続けることに焦点が当てられている。
また、トップアスリートたちの実例が随所に載せられているのが興味深い。たとえば、彼らは感覚神経が非常に鋭く、自分の体温や心拍数を言い当てたり、料理の隠し味まで当てたりするそうだ。その一方、そんな一流の人たちも含めて、人間はだれでもさぼってしまうものだと知ると安心する(笑)。
覚えておきたい点:
・人間は何かをやったら必ずさぼるという逆戻りの原理が働く。だから、さぼってしまってもまたやればいい。
・2段階のハードルを用意しておいて、できる日には高いほうを、できない日には低いほうを取り組む。少しでも、全くやらないよりは遥かに良い。こうして習慣付けることができる。
・できる見込みが50%の目標を設定すれば、目的も叶うし達成感も得られる。(フィフティー・フィフティーの原則)
・スランプをなくすことは絶対にできない。だから、失敗を振り返ってその反省点を次に活かそうなどと考えない。過去の失敗は切り捨てて気持ちを切り替え、別の方法を試すべし。 -
フィジカルトレーナーとしての知識経験を一般化しようとしているが、
中途半端な印象が残り、万人受けはしないでしょう。
自分は、スポーツすることが生き甲斐なので、そうそうと共感できる例が多く、自分の経験を整理するにも有効は本でした。