腸・皮膚・筋肉が心の不調を治す 身体はこんなに賢い!

著者 :
  • さくら舎
3.67
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 39
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906732531

作品紹介・あらすじ

身体は考えている!心を脳まかせにしない!
「腸・皮膚・筋肉」が、心の領域にどれだけ大きく作用しているか、気鋭の身体心理学者が
科学的知見を踏まえて明かす。不安やストレスなどの心理的問題から、うつや依存症などの
病理まで、身体を通して解消できることが多々あることは知られていない。腸のもつ「腸能力」
や「皮膚感覚」の底力、心の筋肉の鍛え方など。さらに、言い過ぎて後悔したときは口をゆすぐ、
いやな気分のときは手を洗うなどの身体テクニックまで。第2の脳といわれる腸だけでなく、
皮膚・筋肉それぞれの機能を高める健康法も紹介する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 難しかった…!ひとつひとつの章は短いので、特に気になる内容から先に読んであとから全体読みました。人の体の仕組みや脳の役割…正直、意外に思うことが多かったです、だから驚きました。自分の認識していた脳や腸とは違ったというか「思っていたよりもすごいぞ、腸や皮膚」。何が人間らしい、ということか、著者さんの言ってること全てに賛同できるわけではなかったですが、人間社会のあり方やこれからのこと、改めて考えさせられました。

  • この著者の「皮膚」に関する本はどれも面白くおすすめですがこの本は「腸」と「筋肉」もテーマにもってきた為に少々テーマが散漫になってしまったかな、という気はしますね。もちろんこの本も内容は良いんですけどね。

  • フォトリーディング。スキンシップがオキシトシン(幸せホルモン)を分泌するという内容の本は以前読んだが、この本はそれに加えて、皮膚と筋肉、そして内蔵が脳と連携して人を動かすと述べている。著者によると皮膚感覚は内臓を刺激し、脳に伝達されるので、現場感覚はとても大切との事。情報だけで判断せずに何でもその場に自分を置いて感じてみる事が大切という事。

    高速リーディングを交えて熟読。
    腸や筋肉(運動)に関しては特に新しい話では無かったが、スキンシップやマッサージなどや皮膚感覚の話しは面白かった。全体的に興味深くて良い本であった。星四つ。

    面白かった点を以下に挙げる:

    Heat Shock Protein (熱ショックタンパク質)というのが活性化するために42℃のお風呂が良いらしい。

    マッサージはミトコンドリアを活性化させる。

    腸はセロトニンの95%を製造している。

    まとめ:
    ジャンクフードを食べずに快便を心がけ、体温を維持して適度な運動が、爽快な気分を作る。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

山口 創(やまぐち・はじめ)
1967年、静岡県生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士課程修了。専攻は健康心理学・身体心理学。桜美林大学教授。臨床発達心理士。タッチングの効果やオキシトシンについて研究している。著書に『手の治癒力』『皮膚はいつもあなたを守ってる』(以上、草思社)、『皮膚感覚の不思議』(講談社ブルーバックス)、『子供の「脳」は肌にある』(光文社新書)、『最良の身体を取り戻す』(さくら舎)など多数。

「2022年 『文庫 人は皮膚から癒される』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山口創の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
メンタリストDa...
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×