3・11以後 この絶望の国で: 死者の語りの地平から

  • ぷねうま舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906791255

作品紹介・あらすじ

■ 東日本大震災があらわにしたものは、私たちの日常を支える基盤であり、 
 当たり前の世界の根であった。いまこそ、世界の構造と、それをつくり上げ
 てきた歴史とが、その根源から問われなければならない。

■ 被災地に生きる批判的宗教学者と、グローバリズム(世界化)を問い続け
 る思想家との対論──死とは何か、社会は死とどのように向き合ってきたの
 か、「近代」は何を切り捨てることで果てしない進歩と豊かさの幻想を生んで
 きたのか、そして宗教はそこでどのような役割を担ってきたのか。

■ 破局を生きざるをえない被災者に寄り添って、私たちに何ができるのだろ
 う。そして、「破滅のシナリオ」がリアリティを増すこの時代に、生き延びる
 ためのアイデアを、どこに探せばよいのだろうか。

感想・レビュー・書評

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  • 生きられなかった人達の無念を晴らし、生き残った人達の諦念を取り除かねば、、、

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    http://www.pneumasha.com/2014/01/17/3-11以後-この絶望の国で-新しい死の物語のために/

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著者プロフィール

1932年、仙台に生まれる。専攻、宗教人類学。東北大学文学部宗教学・宗教史学科大学院博士課程修了。宮城学院女子大学教授、学長を歴任。著書:『聖書の起源』『レバノンの白い山──古代地中海の神々』『砂漠の修道院』『死者と生者のラストサパー』『聖母マリア崇拝の謎』『黒い海の記憶──いま、死者の語りを聞くこと』ほか。

「2014年 『3・11以後 この絶望の国で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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