銀河戦記の実弾兵器<アンティーク> 1 高校生の俺が目覚めたら宇宙船にいた件 (オーバーラップ文庫)

著者 :
  • オーバーラップ
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906866984

作品紹介・あらすじ

ある日、一条太朗が目を覚ますと、全く未知の光景が広がっていた。異世界転生?と思いきや、そこは宇宙船の中。未来の銀河帝国が支配する世界だった!?しかも誰も地球という星を覚えておらず、しまいには妄想扱いされる始末。"ギフト"と呼ばれる能力に目覚めた太朗は、サルベージャーのマールとともに会社を立ち上げ、自らの故郷である地球を探すことに。『時代遅れ』と呼ばれる実弾兵器を駆使して、立ちはだかるピンチを乗り越えろ!新境地のスペースオペラアクション、ここに開幕!

感想・レビュー・書評

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  • ええ感じのSFやな。
    こんなんがようさん発刊されたらええのに。

  •  ネット発のライトスペースオペラ小説、シリーズ最初の巻である。といっても、二巻から先が刊行されないまますでに二年が経過しているが、一応シリーズは打ち切りにはされていないらしい。
     病気で入院していたらしい主人公が目覚めてみればそこは実験施設のような無機質な部屋であり、そこでは四千を超えるコールドスリープの失敗例がともに眠っていた。そんな中で始まった物語は、テンポ感よく数千年後の未来で活躍する主人公・テイローとその仲間の姿を描いている。
     タイトルのように戦記的なニュアンスを含んだ作品であるが、この一巻では基本的に商会運営のような商売物として物語は進行しているし、その過程でのバトルは戦記というよりドッグファイトに分類されるだろう。テンポよく展開する物語は、方々でのトラブルにおいて新たな出会いを生みながら展開している。

     非常にライトノベルらしい体裁で展開されたスぺオペ作品であり、ここ最近は鳴りを潜めている感のあるこのジャンルにおいては期待したいシリーズである。
     である以上、正直、ネット版からのタイトル変更も含めて、このシリーズが中途半端な巻数で停止しているのは出版社側の手抜かりに思える。ネット版読者を引き受けた上で売り上げが振るわなかったのなら、書籍化が不十分だったと考えた方が自然である。
     それぐらいに良質なライトノベルであり、ここでは星五つで評価しておきたい。

  • SFマガジンのレビューを読んで購入。
    あざとすぎる表紙とは裏腹に、中身はしっかりSF。
    口絵1を表紙にすればよかったのにと思わないでもない。

  • ある意味正当派のボーイミーツガール。
    ガールがボーイに好意をよせるところまでがテンプレというか。
    でもじつは俺Tueeeな話ではある。

    いろんなところにネタを仕込んでいてまあ分かりやすいったらありゃしない。BISHOPネタには笑ったが、
    おびえるのは無印の頃はなかったんだけどね?

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