ゲンロン0 観光客の哲学

著者 :
  • 株式会社ゲンロン
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907188207

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  • 朝日新聞平成の30冊で読んだことのないモノを少しずつ読んでいる。

    人間が豊かに生きていくためには、特定の共同体のみに属す「村人」ではなく、どこにも属さない「旅人」でもなく、基本的には特定の共同体に属しつつ、時折別の共同体も訪れる「観光客」的なあり方が大切だという主張

    の出だしに「いいね」私は昔の知人から「以前は旅人だったのに変わったね」等と言われる。確かに実際の旅をすることは少なくなったが、色々な共同体でどのように私が役立てられるかを考えており、そういった意味では「観光回数の多い観光客」なのだろうかとおもい、楽しくなる。

    が、それ以降の話がさっぱり分からず。朝日新聞社とは合わないなと言う気もしてくる。

  • 自分の読解力のなさがそうさせるのだが、支離滅裂なところがあった。
    特に、後半に行くにつれて。それは作者も認めているのだが。

著者プロフィール

1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。

「2023年 『ゲンロン15』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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