チャイコフスキー-三大バレエ: 初演から現在に至る上演の変遷
- 新国立劇場情報センター (2014年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (66ページ)
- / ISBN・EAN: 9784907223069
作品紹介・あらすじ
数あるバレエ作品の中でも不朽の名作としていつの時代にも愛されているのが、『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』の三大バレエ。そのロシアでの作品の成立から、西欧諸国への普及と現在に至る上演の変遷の歴史をまとめた1冊。世界各国の上演史データも充実。
感想・レビュー・書評
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昨日『サワコの朝』で三浦友和さん見ました。
サ「60歳で紫綬褒章おとりになったんですよ」
友「よくくれましたよね」
サ「いや、そういうことじゃなくて」
友「意味がわからなかったですもん、なに、どういうこと?て」
サ「『な、なんで?』て?ちょっといい気持ちじゃなかったんですか?」
友「嬉しかったですよ。なぜかというと親が喜ぶんです。涙ぐんでいました」
サ「お父さまも、お母さまも?」
友「はい」
サ「受賞後何か変わったことは?ご両親のお喜び以外に」
友「いえ、それ以外はなんにもないです。」
サ「奥様は?」
友「ないです。演技の賞にしても何にしても、そんなもので何も変わらないですよ、そんなものって言っちゃいけないんですけど。戴くと嬉しいですけど、それがじゃあ何かになって、下手すると勘違いになるなって気がしますよね、賞なんてものは。だからご褒美で賞とか戴いたときは、スタッフ監督すべて共演者のお蔭ですって、あれは本当に本心ですからね。一人でなんか、何もできないですから。だから名優なんてものは本当はいないんですよね」
『チャイコフスキー三大バレエ』を読んで、この三浦友和さんのコメントを思い出しました。
チャイコフスキーは私の初恋の作曲家。
でもここまで後世にのこる作曲家にしたのは、多くの人たちのお蔭だなあって、改めて思いました。
チャイコフスキーに『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』を依頼したサンクトペテルブルク帝室劇場支配人フセヴォロジスキー
チャイコフスキーと交流し、作曲に細かい指示を与え、振付を考えた、プティパ
プティパに協力して『白鳥の湖』を振付けたイワーノフ
世界巡演したアンナ・パヴロワ
バレエ・リュスのディアギレフなどなど……
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