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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784907435424
感想・レビュー・書評
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13人のミュージシャンに自身の作も含め「ことば」についてインタビューした本。よく知っているミュージシャン、名前だけは知っているミュージシャン、本書で初めて知るミュージシャンいろいろ掲載されてて面白かった。うち何人かは実際音を聞いてみたくなったので、これから聴いてみることにする。
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瞳は閉じすぎ、翼は広げすぎと揶揄されるJ-POP的磁場の外側ではどんな言葉が音楽と結びついているのか、13人のアーティストにその作詞術について問い合わせたインタビュー集。ナンセンスに拘る石野卓球や状況主義者として自覚的な大森靖子の話も面白かったが、特に興味深いのが青春の過剰な賛美を回避し文学との間テクスト性に自らのルーツを置く菊地成好と、「マイルドヤンキーと言われる層をターゲットにしている」と明言しさだまさしをフェイバリットに挙げる湘南乃風の若旦那という両極端な2人であった。