1年間を見通した白熱する教室のつくり方

  • 中村堂
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本棚登録 : 20
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907571245

作品紹介・あらすじ

●菊池学級の1年を5期に分け、白熱する教室をつくり、育てるための各段階の指導のポイントを明らかにします。
●一斉授業から話し合いの授業に転換し、アクティブ・ラーナー(主体的学習者) を育てることを目指した1年間の指導の全体像を明らかにしています。
●5期は、対話ステップ1→ディベートステップ1→対話ステップ2→ディベートステップ2→対話ステップ3 です。

◆本文から
本著が、これからの日本の教育のあり方を、「知識注入型の一斉指導」から「対話・話し合い型の考える指導」に変え、全国にたくさんの白熱する教室が増え、そこから考え続ける人間が育っていくことに役立つことを願っています。(「はじめに」から 菊池省三)

感想・レビュー・書評

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  • 2022年 2月13日 再読
    あー、やっぱり菊池学級の子どもたちはすごい、、、
    そう思った。
    そして、話し合いという視点が抜け落ちていた自分に気付かされた。
    少しずつできることをして
    話し合うって楽しい!って子どもたちに思ってほしい。


    再読だったけど新たな気づきたくさん!
    やっぱり人の力が溢れてる学級は土台とステップが
    しっかりしてる。

    なぜステップがしっかりすると人の力が溢れるか。
    スモールステップですることで無理なく活動できて
    大人も褒めて認めて励ましやすい。
    褒められたり、認められたりすると子どもがエンカレッジされて
    だんだんと力、自分らしさが発揮できるようになる。
    だからステップを大事にしてるのかと思う。

    少しずつ子どもの力が出せるような環境設定がすごく明確になってる。
    そして、そのイメージがとても明瞭。
    菊池先生の場合は価値語があるので子どもも大人も
    目指す方向が揃いやすい。

    話し合いの指導のステップはもちろん
    単元の中でもしっかりしてる。
    いきなり話し合いをさせるのではなく
    辞書引き、音読で共通土台を作っている。
    そして、なんといっても1番の土台である
    温かい人間関係がしっかりしてる!

    とても基本に立ち帰れる本でした。

    • inazumaz250さん
      感想に書かれている「土台」
      今年は、その大切さを実感した。
      「土台」がしっかりしているクラスは、2学期後半、そして3学期の在り方が大きく変わ...
      感想に書かれている「土台」
      今年は、その大切さを実感した。
      「土台」がしっかりしているクラスは、2学期後半、そして3学期の在り方が大きく変わる。

      来年度のテーマ、課題はその「土台」をどうやって築き上げていくか。一緒に頑張ろう!
      2020/03/15
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著者プロフィール

●菊池省三(きくち・しょうぞう)
1959年愛媛県生まれ
山口大学教育学部卒業
「菊池道場」道場長。元福岡県北九州市公立小学校教諭
文部科学省の「『熟議』に基づく教育政策形成の在り方に関する懇談会」委員
2020年度高知県いの町教育特使
大分県中津市教育スーパーアドバイザー
三重県松阪市学級経営マイスター
岡山県浅口市学級経営アドバイザー
兵庫県西脇市教育スーパーアンバサダー

「2023年 『白熱する教室 第32号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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