ぼくとクマと自閉症の仲間たち

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制作 : Thomas A. McKean  ニキ リンコ 
  • 花風社 (2003年10月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907725563

ぼくとクマと自閉症の仲間たちの感想・レビュー・書評

  • 読んでて楽しかったし、すらすらっと進みました。
    本当に、いろんな背景の人がいるね。
    そして、いろんな毛色の人がいるね。
    クマは大いに共感!

    ニキリンコさんの文章はとても読みやすくて軽快。
    あとがきまで楽しむことができました。

  • 障害者関係の本を読んでいた時に出会った本。
    自閉症の人の自伝で、翻訳だけど読みやすかったです。

  • 高機能自閉所に属する彼は、精神病院に閉じ込められたり学校や職場で拒否されたりしてかなりひどい差別と迫害を受けて育ってきた。
    診断がはっきりするまで自分でもないが何だかわからずに、不安の中で手さぐりに生きてきた。
    彼は本を探しまわり専門家を訪ねまわって情報をかき集めてきた。しかし不勉強な専門家が多く、お金を払った上に講義をする羽目になることも多かったようだ。

    彼の考えでは、感情は言語の一種で教わることで身に付ので、学習が必要である。
    テレパシーも学習で得られるかもしれない。

    まわるモノ・磁力・引力そして時間の流れが好きで。
    時間は連続体でなくて、循環するモノ。空間?現在の相対性理論も間違っているかもしれない。と書かれているけれど、彼はホントのところ別のアイディアを持っているのだろう。私も別の考えを持っている。

    95ページまでは過去のいきさつについてのおしゃべりで、そこからいよいよ具体的な自閉症と社会の関係に付いて語り始める。
    多数派が自閉症と言う変な名前を付けて一括りにしているけれど、その内容は多様で本人でなければ分からない事だらけのようだ。多数派においてさえ好き嫌いで見ても感覚など同じである分けもなく、ましてや構造上の違いが顕著な自閉症の人は基本的な違いがあってもおかしくない。
    従って人々は互いに謙虚になって、他者の意見や状態を聞くことで良く良く心で観察して理解に努める必要がある。
    間違っても自分の思いや数少ない体験から得た答えをすべてとして押し付けるべきでない。
    又、多数派にとって環境の違う少数派でしか得られない体感を感じることはけしてできないのだから、その部分は人の振りから学ばなければならない。

  • この本は私の一番オススメする本です。
    自分自身をみつめ直すにあたり
    とても参考になった本だと思います。

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