発達障害は治りますか?

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著者 : 神田橋條治
  • 花風社 (2010年5月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907725785

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発達障害は治りますか?の感想・レビュー・書評

  • 友人のおススメ借りて読む。エキセントリック過ぎて………とても時間がかかってしまいました。噂では知っていましたがミラクルワンダーワールド炸裂でした☆

    以前、読んだことのある藤家さんが出てきていて、藤家本を読んだのも無駄ではなかったのね、と思いました。

    治療する方も患者も親も、気づきみたいなものが大事なのかな…と感じた。あと身体を動かして運動して、シナプスをつなげるとか、そこら辺は新鮮でした。苦手だから(出来ないから)やっても無駄だと、ずっと思っていました。今からでも遅くないから子供と、ぎったんばっこんとかせっせせとか、してみようかな。(もう高校生なんだけど…)少しでも出来ることはやってみたい。

    あとエビオス、ビール酵母、ビオフェルミン、ギャバとか、子供達大好きで、「あー、やっぱりこういうのがいいか」と嬉しくなった。実証されて治療に取り入れられるといいけど。(春ウコン、漢方薬もいいらしい)

    あと昔の遊びで多少発達が遅れていても、遊びの中で次第に補正されていってたというのは、腑に落ちました。みんなでわいわい外で、多少危険なことがあってもお互いに助け合って、遊びを達成した時の「やった」という達成感が大切なんだと思いました。身体と脳は関連しているから、整体とかもやはりいいらしい。

    刺激的な内容でしたが、半分半分っていう感じかな。通える範囲にこういう先生がいたら診察受けたいな。きっとうちの子は、直感的な感覚的な人が好きだから楽しく治療が受けられそうな気がする。

    確かに「発達障害は発達する」うちの子も少しずつ発達していると思う。情報量が多すぎて頭が混乱しているので、とりあえず星3つかな。

  • 神田橋氏曰く「私もあなたも発達障害」だそうです。
    「個性と捉える」とは少し違いますが「障害と捉えるか能力と捉えるか、能力ならば使えばいいんだ」だそうです。
    発達障害の知識を得る事もさることながら、天才とも評される神田橋先生の臨床を覗ける本のも本書の魅力です。
    「夢ですよね。未来は。未来を思い描くことによって人は頑張れるし、耐えることもできるんです」「それを治療者はせんねぇ。なぜせんのだろう。僕はね、治療が大好きなんですよ。目の前で苦しんでいる患者さんをなんとかラクにしてあげたいという気持ちでやっているの。医者の仕事はそれでしょう」
    こんなお話から始まって、目からウロコの治療論のオンパレード。
    はっきり言って、読まなきゃソンです。

  •  まぁ面白かったかな。
     どんなこどもでも、「発達」するってステキ。
     それに、どんなこどもでも、「成長」するようプログラムされている。
     しかし、おとなって、つまらんね。
     おとなは、長く生きることで、「そーだったんだ」を増やすしかない。

     GABAの効能を知り、走って、チョコと発芽玄米買ったりして。
     ビール酵母「エビオス」も、飲みはじめたり。なんでもやっちゃう。
     エビオス、なつかしい。猫のドライフードにニオイがにてるよ。

  • とにかく刺激的な本。
    賛否両論あるとは思いますが,一読の価値はあるはず!
    少し時間を空けて再読したいです。

  • 当事者と家族または医療者が読む本なのか、唐突に専門用語の略語や隠語みたいなのが出てきて、予備知識の無い私は「???」となることしばしば。
    しかーし読んで良かった。大変勉強になる。

    ・・・
    うちの子が幼稚園の前の幼児教室に入る前、皆が午前中公園で遊んでそろそろお昼だから帰ろうか~という頃に公園にやって来る親子が居た。
    お母さんはおとなしく、男の子はもっとおとなしかった。
    お母さんの声掛けは少ないし、よその家庭と生活のタイミングがずれているので他の子と交わることもほとんどないようだった。
    男の子は目はパッチリ開いている割りにこちらと目が合わず、ブランコから降りたがったので抱き上げようとしたら獣の子のようにキーキーウーウー言って嫌がられた。
    数年後ばったり会ったら「市の健診で、小学校は特殊学級に入るよう言われた。今は専門の先生が居る保育園に通っている」とのことだった。

    別の話。
    少年野球の先輩で、監督にちょっと注意されるとすぐ泣くし、お母さんや友達に甘えてじゃれたりする時に全く力加減の出来ない子がいた。
    偏食が酷く、よくこれで健康が維持できるものだと不思議に思うほどだったが、後で聞いたところによると所謂知恵遅れの子だったらしい。

    そんなこんなから、素人ながら、幼少期に適切な栄養と睡眠を与えず親が子の発達を促す運動や声掛けをしないことには、繋がるシナプスも繋がらないよなー...などと思ったものだが。
    当たらずとも遠からずだったのだな。

    逆に言うと、幾つになっても繋げようはあるのだから、適切な治療や指導を受けられると良いのだということが分かった。
    神田橋先生のような医師が全国各地に居れば救われる人が増えるのになぁ。

  • 発達特性だけでなく「うつ病」と「双極性感情しょうがい」の見分け方とそれぞれの疾患の養生のコツ、「解離性しょうがい」についてなど精神疾患全般についてかかれています。発達特性があるけど精神科の薬をあまり飲ませたくないという人にもお薦め。

  • 神田橋節炸裂ですが、それよりなにより、発達障害を生き抜こうとするご本人の言葉が語る生き方に、多くのことを学ばせていただける。医者もカウンセラーも困った時にはそばにいないから役に立たないって神田橋先生と一緒に笑っているのが、本当にそうだなーって感じて、改めて自分の仕事を考えさせられる。これも、私の治療場面でお勧めしている一冊。

  • 発達障害は発達するという本。

    神田橋先生と臨床心理士、作業療法士、当事者らの対談形式。

    神田橋先生は目利きで、さまざまな治療法を試みる名医である。
    けれど、ロジックもエビデンスも書かれていないわけで、名医に対して盲目的になりすぎた一冊ではないでしょうか。

    2013.6.30

  • 目の前の人を少しでもよくすること。
    そのために役立つことならなんでもすればいい。
    こういう純粋な利他の精神が第一なのでしょう。
    そして脳の状態が見えるようになりたい。

  • 神田橋先生の不思議。

  • 「発達障害者は発達します」。
    発達障害について学んでいても具体的イメージがわかなかったのですが、この言葉で特別支援教育の意義に改めて気づき、納得しました。

    本書は、著名な精神科医を筆頭に、作業療法士、臨床心理士、発達障害の診断を受けその後健康に活動している人のグループ対談形式で、非常に読みやすいです。時々専門用語が出てきますが、発達障害や精神障害について少しでもかじったことのある人であればほとんど理解できると思います。
    発達障害に関してだけでなく、人の発達そのものや医療、教育の在り方についての見方が変わってくるのではないでしょうか。
    教員志望の人、現在教員の人には必読の書だと思います。

    【福岡教育大学】ペンネーム: 粉もん研究会会員

  • 再々々読。なぜかいま急に読みたくなったのはセンサーが働いたのかしら。
    読んでて「気持ちいいー」本。私にはとても合っているんだろうな。

    未来への希望が大事なんだと、やりたいことや気持ちいいーこと、なりたい自分像。

    私はその日その日をこなしてるのでいっぱいいっぱいな感じだけど、少しずつでも未来の希望をもって生きたいな、できるといいなと思った。

  • 発達障害者は発達すると言うのが神田橋先生の答え。この他にもうなづける事多々ある。とは言え、見ただけでなにをすべきかが判るのは、先生だけではないのだろうか。使える所は積極的に応用させていただきます。凡人は小石を一つずつ積んで誰でも登れる石段を作るしかないのだな。

  • この花風社のシリーズの前に出てきた「ちゅん平さん」がまったくキャラクターが変わって(イラストの顔も変わる)出てくるのにびっくり。人は変われるものです。

  • 判断の難しい本でした。
    神田橋さんのコメントの半分くらい(小脳が苦しいとか、常人には解釈不可能な部分以外)と、岩永さんのコメントのほとんどは参考になる視点かもしれません。
    神田橋先生以外のみなさんの「談話標識」を削って、進行役が黒子に徹して、いわゆる「神田橋処方」の岩永さん的な解釈があれば、支援者向けの書籍として、ありかな?

  • ■浅見「発達障害は治りますか?」神田橋「発達障害者は発達します」す、すごすぎる。■

    治りますか?って障害なんだから(病気じゃないから)治るわけないじゃん、トンデモ本か?と思ったら上記のような話でした。すごい人がすごい事言うとやっぱりすごいね。

    精神論まったく無し、理屈抜き(ホントはあり)TipsとHacksでどんどん改善しよう、てな感じ。全体論から個々の事象まで、まあ何でも考えてるもんだなと思ったら、センセは「治療大好き」「治療マニア」なんだそう。なるほど。

    対談でなく書き下ろしを読んでみようと思った方はこちらをどうぞ。
    ・精神科養生のコツ 改訂 9784753309047

  • スッキリします。
    何度でも読みたい本です。

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発達障害は治りますか?の作品紹介

「発達援助」という視点。「目の前にいる人をなんとか、少しでもラクにするのが医者の仕事」そう言い切るカリスマ精神科医が問いかける-「治らないという考え方は、治りませんか?」神田橋條治の発達障害論。

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