- Amazon.co.jp ・本 (57ページ)
- / ISBN・EAN: 9784907738570
作品紹介・あらすじ
ふゆのあいだ、ずっとねむっているリスとハリネズミとクマは、雪をみたことがありません。しろくて、しめっぽくて、つめたくて、やわらかい-。雪をみるために、ふゆがくるまでおきていなくちゃ。
感想・レビュー・書評
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テイストは前作と一緒で、劇画調の絵に、お笑いコントのような展開を乗せてくる、ある意味、画期的な絵本で、相も変わらず、リスの直向きでアグレッシブな行動には憎めないものがあり、愛らしい(ある意味、天然?)。
今回は初めての雪を見るために、いつもは寝ている冬を、なんとか起きていようとすることから始まり(もうネタの予感が)、次に、雪が既にどこかに降ってしまったのではないかと思い、それが何かを探すという(これもボケのし甲斐があるぞー)、お約束の展開の末に、最後は、しみじみと温かい気持ちにさせられましたとさ。めでたし、めでたし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夢想と現実が往復するユーモア。
無音が伝える情緒。
癖になる! -
ふゆのあいだ、ずっとねむっているリスとハリネズミとクマは、雪をみたことがありません。しろくて、しめっぽくて、つめたくて、やわらかい-。雪をみるために、ふゆがくるまでおきていなくちゃ。
寝起きで目がショボショボな動物たち、
身体に木の葉とかがくっつきまくったハリネズミ
漫画みたいな動きとコントみたいな展開がおもしろい。
読み聞かせには向かない、絵を見て親子で笑ったり話したりして楽しむ本だ。 -
読み終わった後、小3の娘と私の感想がぴったり一致した。
「言葉がほしい」
絵も内容もとってもかわいい。
絵を見て何が言いたいのか想像は出来るのだが
読者任せにしすぎているので
小さい子に読むには読み手の解説がいる。
どんな言葉にするかは、作家さんの腕の見せどころなので
無言ではもったいない。
大人向けと言わざるをえない。
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冬を見たことがないリスたちの一生懸命な姿がほほえましい物語
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/
請求記号:726.6/Me71//E -
文字の数は少ないけど、絵のおかげで、感情が十分伝わってくる。笑ってしまう部分と感動と両方ある作品。
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[江戸川区図書館]
さぁ、雪を知らない人にどう雪のことを説明しますか?伝えますか??
いつも冬眠してしまって雪を知らないリス、ハリネズミ、クマの三匹が、まだ見ぬ雪を"妄想"するのが面白い。白い歯ブラシ、銀の空き缶、そして極めつけは"賢い"クマさんが見つけた、使った後の靴下!!!!!!
しーずかにかわいらしく続くと思ったお話に挿し込まれた妄想雪のページで子ども達は大うけ。でもこのページで受けてくれるかどうかは、子どもの質と読み手の前ふりにかかってるので、読み聞かせで聞かせるには、少し注意かな。 -
978-4-907738-57-0 57p 2008・11・? 1刷