リスとはるの森

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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (57ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907738624

感想・レビュー・書評

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  • 切な可愛い…!
    小さい男の子の恋ってこんな感じ?かな??
    動物たちの仕草が人間臭くて甘酸っぱい♪

  • ちょっと季節外れですが、かわいらしくてくすりと笑える春の絵本。

    森に春がやってきます。
    すべてが色彩に満ち、おいしいものもあふれています。
    森のくまもリスも大喜び。草の上を転げ回り、木の実を食べてご満悦です。

    ところが、リスの友だちのハリネズミは何も食べようとはしません。
    「池にいってみたら、あの子がいたんだ」
    ハリネズミのおんなの子の後ろ姿を見て、恋に落ちてしまったのです。

    どぎまぎして声を掛けることも出来ない友だちのため、リスは一肌脱ぐことにします。
    おんなの子の心をつかむには、勇者になるのが一番だ!
    リスは一生懸命友だちのために、勇者になる方法を考えてくれるのですが・・・。

    いつだって、どこだって、誰だって、恋は一大事。
    そんなとき、すぐ隣に優しくて思いやり深い友だちがいてくれたらちょっと安心ですね。

    春の明るい雰囲気に、色鉛筆の柔らかな絵柄がよくマッチしています。
    リスくんのちょっとピント外れな努力も、ハリネズミくんのちょっと残念な恋の結末も、ふわりと包み込むラストです。


    *『空の飛びかた』と同じ絵本作家さんです。絵がとにかくすてきで、原画が見てみたくなります。

  • リスが目を覚ますと森は一面きれいな色に
    「はるがきたんだ!」クマがさけびました
    ひなたぼっこして、転げ回って、おなかいっぱいごはんを食べよう!

    ところが友だちのハリネズミくんがボーっとしています
    どうやら恋をしたみたい
    これは応援しなくっちゃ

    〇絵を追いかけるだけで、お話や描かれていない気持ちもわかっちゃう
    大好きだ
    1枚1枚、飾りたい
    〇カモさんも勘違いしたんやね
    みんな、どんまい!

  • ハリネズミに同情。それ以上に笑いが込み上げる。

  • そんなこともあるさ。

  • 絵が躍動的。最後のオチに笑ってしまう。

  • この作者さんの他の本と比較すると
    たくさんの色が使われていてカラフル!
    お腹いっぱいのリスが幸せそうです
    リスとハリネズミのコンビが可愛い
    リスも女の子の心は分からないらしい
    めいよとかほまれとかねー…(^ ^;)

  • リスくんの頓珍漢ぶりが笑えます。

  • この作家さん、大好き。
    春の華やかさや軽やかさ、春風を感じるような繊細でしなやかな絵のタッチ。そしてなにより恋するハリネズミくんがキュート。クスクスきます。何度も読みたくなる。

  • はじめての雪からの続きで春を迎えるリスたち。あのまま三匹で春まで眠りについたんだね。あたりはすっかり色づいて。ハリネズミも色づいてしまう季節だった。
    勇敢で誉れ高い男になるべく、リスの協力のもと奮闘する姿がいいよ。
    これはネタバレ回避できないなぁ。
    きっとそうだろうと予測できる勘違いなんだけど、最後にかぶせてくるカモが慰めてくれる。
    実際、アホウドリの繁殖とかにも使われていたよなぁ。鏡に話しかけるインコとか、こういう春が意外と現実にありそうなんだよね。

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