作品紹介・あらすじ
ひつじのメイのかんがえごと。それはね、「パパとママは、どうしてけっこんしたのかな?もし、パパがゾウママとけっこんしていたら、もし、ママがブタパパとけっこんしていたら、うまれてくるぼくは、どうなっていただろう。こんなかんじかな?」。
感想・レビュー・書評
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子どもの存在をまるごと受けとめる答え。ある年齢まではこれでいいのだろう。そして幼い頃そう言ってもらえたことに、その後の人生を支えられる人もいるだろう。だがしかし。それを素直に受けとめられない自分がいる。作者にしては毒がないように感じられるが(特に最後の「パパとママのこどもでよかったなあ」)。
著者プロフィール
穂高順也
1989年愛知県生まれ。小沢正氏、立原えりか氏に師事後、絵本・童話作家に。
『さるのせんせいとへびのかんごふさん』(ビリケン出版)、『ちゅうしゃなんかこわくない』『どどのろう』『あかいのあつまれ』(岩崎書店)、『どろぼうだっそうだいさくせん!』(偕成社)、『とうさんとうさんいかがなものか?』(あかね書房)、『なきんぼあかちゃん』(大日本図書)、『よるのさかなやさん』(文溪堂)など著書多数。
日本児童文芸家協会理事。
「2022年 『よるのやおやさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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