本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録

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著者 : 辻山良雄
  • 苦楽堂 (2017年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908087059

本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録の感想・レビュー・書評

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  • 広義、狭義問わず『本屋論』というものが注目されている。

    それは何故なのか。考えさせられる。

    一つは本屋には人生に必要な事が詰まっているから。

    現代のインターネットにおいては汎用性のみが重要視されます。
    Amazonの高評価の本だけが読まなければいけない本なのでしょうか?

    まとめサイトよろしくどれだけ労力をかけずに大きな利益を得るかが
    最重要課題、最優先事項とされています。

    ですが本というメディアは読んでみなければそれがどう活用できるかわかりません。

    一つ一つ積み上げるしかないのです。

    その積み上げたものがあまりにきれいだったので
    私も使ってみたい、真似してみたいというのが
    注目されている本屋論の一因だと思われます。
    ただそれは一長一短で真似できるものではありません。

    巻末の誠光社・堀江さんとの対談では

    まさにその真似をしたい人が話しかけてくるが
    何をしたいかイマイチわからない。

    質問の内容もどこで修業すればいいですか?
    インターネット販売は儲かりますかなど

    それはやってみないとわからないし
    あなたがどれに当てはまるかは今の時点では何とも言えない。

    修業はどこでもできる。何を修業と思うか、やり方次第。
    置かれたところで咲きなさいなのである。

    いい読者である必要性は全くない。
    もっと読書は自由であるべきだ。

  • 東京・荻窪の幹線沿いに個人新刊書店を開いた店主による主に本屋を始めるまでの記録集。比較的わかりやすく読みやすい文章で全体的に落ち着いたトーンで書かれている。新刊書店を何かに置き換えてもヒントになるような本。

  • 荻窪の本屋さん【Title】のできるまでと、今、これから。
    淡々と語られる様子が、すごくいい。
    なんだかとても優しい空気がある。
    本屋にとって大切にしたい事が散りばめられた本だ。
    色々大変なんだろうけれど、すごく羨ましい暮らしを見た。

  • 駅前に出かけたら必ず1番町の『あゆみブックス』を覗くようにしている。

    ここの品揃えはかなり好みが似ていて、欲しいと思った本はだいたい揃えてある。

    という訳で、『ここなら置いてあるだろうな』と思って覗いたらきっちり面出しされていたので即購入。

    元リブロ池袋の店長、辻山氏が個人の新刊書店を立ち上げるまでの記録。

    夢を追いかけるだけじゃなくて、頭の片隅にお金のことを置きながらお店を作っていくのは会社勤めの経験があってこそだろうなぁ。

    こんな書店が近くにあったら生活がもっと豊かになるにちがいない。

    http://www.title-books.com

  • 本が大好きで、大きな書店に勤めていた人が書店の閉店を機会に自分で本屋さんを始める。

    始めるに至る経緯と、始めるためにやったこと、始めてからのこと、この本はちょうど開店から1年後の2017年、今年の1月10日に出版されている。

    そうか〜本屋さんってこうやって作るんだ、とワクワクしながら読んだ。最後の対談でも言われている通り、店主によってそれぞれ本屋さんの作り方は違うのだけれど、ワンオブゼム。おもしろかった。
    店舗の建物を探し、どんな本を置くかを考え、カフェをどうするかといったことを決めていく辻山氏の行動をたどっているうちに、新しい土地の図書館づくりに取り組むあの人のことが思い浮かんでお勧めしてしまった。
    ある町に、その町の本屋を作ること、〈みんな〉のための本屋ではなくて。町の人の生活と身近な場所にありながら、そこに住むある一定の趣味や志向を持つ人には支持される品ぞろえをしてその人たちが興味を持つようなイベントを提供すること。この覚悟が大事なんだろうな。

  • 辻山さんが、わたしと同じ(ような)ことを感じはったんやなと思うところ(P53、P201~205)があって、急に親近感。
    誠光社の堀部さんとの対談や緻密に練られ計算された事業計画書を読み終えて、また突き放された感じもする。
    即席の、お店屋さんごっこしてるおばちゃんも、プロ目指して「蓄積」していくよ。

  •  ふと本屋で手にして読み進めてたらびっくり。近所やないかーー!普段通らない道やから知らなかったけど、さっそく来週行ってみよう。

     「本屋なんてできたら楽しそう♪ふふ」なんて思ってたこの本を読む前の自分をはたきたい。ノウハウは公開してくれているけれど、そのパッションは自分の中にしか生まれ得ない。時間の蓄積、ディテールの積み重ねが大事。何事も、きっと同じ。

    〈追記〉
     先日早速足を運んでみた(自宅から徒歩10分)。カテゴリーがはっきり分けられていない棚、popのない店内、そして幅広い選書。本がメッセージを発していることを肌で感じた気がする!欲しい本がいっぱい見つかった。

  • 2017.2月。
    ああ。
    ああ。
    すごい。
    めっちゃおもしろい。
    こんなにちゃんと明かして見せてくれるのか。
    辻山さんの誠実さや真面目さ、本に対する気持ちが前面に現れた本。
    本屋をやるにはここまでしないといけないんだなと頭が下がる。
    背筋が伸びる。
    本屋、おもしろいなあ。
    自分もきちんと丁寧に誠実に仕事をしていかないと。
    考えて。
    軸をブラさずに。
    スタンダードブックストアでのトーク聞きたかったなあ。
    絶対title行く!!

  • 不言実行になるか
    有言不実行になるか
    いつか本に関わることをしたいとずーっとずっと心にとめている
    新刊書店で過ごした日々から自身の書店をひらくまでの作者の思いが実直ですじ道が通っている中で、何かを決めるときに直感や感覚も大切にしているそのすべてがとてもひきつけられました

  • すぐには行けないけど必ず行きます。
    行ってみたい本屋さんNo.1です。

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本屋、はじめました―新刊書店Title開業の記録の作品紹介

「自分の店」をはじめるときに、大切なことはなんだろう?物件探し、店舗デザイン、カフェのメニュー、イベント、ウェブ、そして「棚づくり」の実際。事業計画書から、開店後の結果まですべて掲載。堀部篤史さん(誠光社店主)との特別対談を収録。

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