ラストチャンス 日本株は5年で見限れ

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著者 : 木戸次郎
  • ケイツー (2014年11月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908131004

ラストチャンス 日本株は5年で見限れの感想・レビュー・書評

  • 【分類】338.183/Ki13
    社会科学のコーナーに並んでいます。

  • 1億5000万円の借金を返済したことのあるという、株式評論家が書いた本。
    なんとも怪しい肩書きとタイトルだが、内容はまとも。
    それほど細かくは書かれていないが、北海道やベトナムのビジネスの実情が書かれていて、何を捉えどう考えるべきかがなぞれるようになっている。

    〈北海道は春、夏、秋は仕事があるが、冬の間は降雪のため仕事ができない。その厳しい時期の資金繰りを支えていたのが拓銀だった〉

    〈ポン酢な苦手なベトナム人が多く生卵を食べる習慣もないから、しゃぶしゃぶやすき焼きに抵抗があった〉

  • 昨年(2014)秋口に東京での五輪開催が決定しました。前回の開催が私の生まれた50年前でした。東京だけでなく日本中で盛り上がったことが記憶に新しいです。

    これにより、それまで日本を覆っていたデフレのイメージから一転して、東京五輪を迎えるまで景気が良くなりそうな気がしています。

    日本の株式市場は、それ以降、私が見ている限りは順調に伸びている様です。そのように思っている私にとって、この本のタイトルは私の気を惹くものでした。

    日本株は五輪が開催される前までの値上がりで手仕舞った後に、アジアで成長著しいベトナムやドル資産(合計30%)に投資するのが良いようですね(p91、103)。

    この本はどの銘柄を買いなさいと指南している本ではありませんが、株式投資に取り組む姿勢についてアドバイスしてくれています。これから5年間をどう生きるかでその後の人生が大きく変わるといって過言ではない、というまえがきの言葉(p9)が心に沁みました。

    以下は気になったポイントです。

    ・業態業種を決定するのに大切なのは、立地条件やその地域のニーズなどの綿密な分析と絶好のタイミングを捉えることである(p23)

    ・今では個人が消費者金融から簡単に融資が受けられなくなっている、これは貸金業法改正による総量規制で、個人の借入総額が原則として年収の3分の1に制限されたから(p23)

    ・拓銀破たんは北海道経済をその後10年以上麻痺させた、北海道は冬には仕事がない。その間の資金繰りを支えていたのが拓銀であった(p32)

    ・カジノの殿堂のラスベガスの年間売上が0.5兆円、世界一のマカオで2兆円の売上、日本競馬会で2.4兆円に対して、パチンコは20兆円、業界一位のマルハングループで2.2兆円(p53)

    ・円資産は、株式とドル、そして、ベトナムドン等のように安値を付けているものにシフトさせておくべき(p79)

    ・改正貸金業法により融資ができなくなったが、その代りとしてクレジットカード保有者がリボ払いにより20%弱の高金利の元で毎月微々たる金額を、期限なしで返済することで、サラ金から借金していることになっている。現金化の際の手数料が闇社会の太い収入源となっている(p95)

    ・世界各国にあるトヨタは各国の通貨で取引している、これぞ究極のリスクヘッジである(p139)

    ・名古屋コーチンは、秋田の日内地鶏、鹿児島の薩摩軍鶏とならんで日本三大鶏として有名だが、そのルーツの鶏がベトナムである(p183)

    ・2020年までに株式投資を完了させるという目標を持って臨むべき(p188)

    ・人民元の乱発による金の中国での買占めにより、以前の原油価格のように大暴落の懸念が背中合わせにある(p193)

    ・中国のシャドーバンキング問題は、2012年に4つの社債、2013年には20以上の信託商品に様々な形で政府が資金を出してぎりぎりでデフォルトを回避してきた(p195)

    ・中国では人民元の国外持ち出しが制限されているし、外貨での資産保有は難しい。富裕層といえでも、人民元で持つしかないので、新しい金融商品として登場したのが、シャドーバンキングであった(p196)

    ・中国での借金は、どれだけ膨らもうがシャドーバンキングには対外債務がなく、後始末は国民の資産で処理が完結できる(p197)

    ・仕入れ額は基本的には売値の10%以下なので、10%程度値引きしても莫大な利益がある(p201)

    ・2020年までがチャンスというのは、これだけマネーサプライを増やせば、資金が大量に流出して、最終的には円が下がるから(袋とじ)

    2015年1月1日作成

  • 今はまさにtake action!

  • これからの日本市場の先行きと、その他の国への投資を考えた一冊。ベトナムの有望性が書かれているが、内容が少し大雑把な印象も。書籍の構成の問題か、今一つ訴える物が分かり難い部分が。

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ラストチャンス 日本株は5年で見限れの作品紹介

シンガポール在住の大物投資家が狙うこれからのシナリオ。2020年までは日本株を買え!今からベトナムに投資せよ。これから日本はどうなり、何に投資すればいいのか?

ラストチャンス 日本株は5年で見限れはこんな本です

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