中国遊園地大図鑑 北部編

著者 : 関上武司

• パブリブ (2016年12月10日発売)

作品紹介・あらすじ

キモかわいくない

ネズミやネコの形をした着ぐるみ

中世の城を装うハリボテ・萌えキャラだらけの遊具

食欲失せるフードコート・トラウマ必至のお化け屋敷

日本兵相手のサバゲー風の抗日テーマパーク

色彩感覚が気持ち悪く・版権的にも問題があり・エンターテインメント性
や安全性に疑問符が突き付けられている中国の遊園地を徹底調査！

●偽ディズニーランドとして有名な遊園地　北京石景山遊楽園

●山塞版ハリー・ポッターのホグワーツ魔法魔術学校　河北美術学院

●エジプト政府も激怒！実物大の偽スフィンクス顛末記　石家庄新長城国際影視城

●廃墟になった国家4A級景区の超大型室内テーマパーク　青島宝龍楽園

●山西省の抗日テーマパークで愛国主義教育　八路軍文化園

●僻地すぎる抗日テーマパークの立地は大丈夫か　遊撃戦体験園

●かつてラストエンペラーが軍事大演習をしていた公園　勝利公園

●絶滅危惧種のアムールトラが餓死した動物園の顛末　瀋陽森林動物園

●「遊園地のネズミ型ジェットコースター」「パクリだらけの遊園地ホームページ」
　「変な看板」「パクリキャラのイラスト」「パクリキャラのお土産」等の特集コラムも！

感想・レビュー・書評

[金城学院大学図書館さんの感想 · 2022年5月27日]

【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/

[boppggunさんの感想 · 2017年2月18日]

遊園地、抗日テーマパーク、公園だけでなく学校まで出てきて予想を超える世界が広大な中国で繰り広げられていることに驚かされた。世の中知らないことが多いんだなあ。ちょっと物の見方変わるわこれ、いやホントに。各地のニセモノたちの顔つきや雰囲気にどこか共通するところがあるのも面白かった。もしかしたらパクりにも伝搬する経路があるのかもと考えるとまた楽しい。

著者プロフィール

1977年生まれ。愛知県在住の技術職のサラリーマン。愛知大学経営学部経営学科卒業。日本や中国のB級スポットや珍スポットを紹介する旅行ブログ・『軟体レポート』の管理人。
著作は『中国遊園地大図鑑北部編』、『中国遊園地大図鑑中部編』、『中国遊園地大図鑑南部編』、『中国抗日博物館大図鑑』。2019年10月に蘇州で開催された「一席」というイベントで中国遊園地について中国語で講演し、軟体技も披露して強烈なインパクトを残す。都築響一氏のメールマガジンROADSIDERS' weeklyで『ROADSIDE CHINA 中国珍奇遊園地紀行』連載中。

「2022年 『中国遊園地大図鑑 西部編』 で使われていた紹介文から引用しています。」