- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784909048011
作品紹介・あらすじ
サニーデイ・サービス、結成25年の総決算、初の単行本をついに刊行!!
「そっちはどうだい うまくやってるかい」
日本ロック史上屈指の名盤と名高いアルバム『東京』(1996年)を発表し、はっぴいえんどの再来と言われ、音楽ファンから絶大な人気を得たバンド、サニーデイ・サービス。2000年に解散するも、2008年に再結成を遂げ、2016年にリリースされた10thアルバム『DANCE TO YOU』は新しいリスナーにも熱狂的に迎えられた。そして2017年6月2日、全22曲トータル85分からなる最新アルバム『Popcorn Ballads』を突如ストリーミング配信オンリーで発表。Apple Music J-POPチャート第1位を獲得するなど、更なる狂騒を巻き起こしている。
デビュー当時から彼らと並走してきたライターの北沢夏音が、40時間に及ぶロングインタビューを敢行。メンバー3人、それぞれの25年間と波乱に満ちた人生を追う。音楽とは、バンドとは、生きることとは。かつての若者たちへ、今日を生きる若者たちへ。
感想・レビュー・書評
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我が青春のアイドル、サニーデイたっぷりの本。あのときはそんなだったんだー、と感慨深く大切に読み進める。このときは晴茂くん(年上だけど、つい)ご存命のときだったんだな。改めて悲しい。そして曽我部さん、シングルファーザーになってたなんてー、もう人生いろいろだ。
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2020/9/15購入
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先日、サニーデイ・サービスと北沢夏音さんの「青春狂走曲」を読みました。
過去のインタビューや、新たに取材したインタビューをまとめた本で(過去のインタビューでは、読んだことがあるインタビューもありました)、中でも、曽我部さん、田中さん、丸山さん、渡邊さん(当時のサニーデイ・サービスのディレクター)のインタビューをまとめた、「青春狂走曲」(1と2)という章が読み応えがありました(特に、田中さんと丸山さんのインタビューが読めるのが貴重ですね)。
当時のことを赤裸々に語っており、その時々のバンドの内情を知ることができる、とても貴重な本でした。
この本を読むと、サニーデイ・サービスの作品を聴き返したくなりますね。 -
ファンにとっては最高。
特に田中さんと丸山さんの個別インタビューから浮かび上がる曽我部さん像はこれを読むことでしか感じられないと思う。
創作に対してむちゃくちゃストイックにもかかわらず多作という怖しさ。
作中に引用される音楽や映画や文学について、わからないものが多くて悔しかった。 -
どのバンドのヒストリー本やドキュメンタリーを観ても思うが、内情がぐちゃぐちゃで大変ですね。雑誌なんかのちょっとしたインタビューには出てこない笑えないエピソードが満載。そりゃ解散やらメンバーチェンジやらは頻繁に起こるわけだ。
サニーデイは「若者たち」は全然聴いてなかったんだけど、確かに良い曲が多い。