ハリー・ポッターと秘密の部屋

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制作 : J.K.Rowling  松岡 佑子 
  • 静山社 (2000年9月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784915512391

ハリー・ポッターと秘密の部屋の感想・レビュー・書評

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  • 原書で読んだときは、暗くて恐くて、ハリーが追い詰められていく様子が辛くて、面白くないわけではないのにあまり好きになれなかった印象がのこっています。一作目にもヴォルデモートとハリーの宿命は示されていたとはいえ、まだまだ魔法の世界の導入が主で、ヴォルデモートとの対決場面についても空飛ぶ鍵や魔法のチェスに鏡の謎と、命をかけた戦いではありながらもゲームのような頭脳戦だったので、一作目と二作目のギャップにとまどっていたのだなぁ、と思います。全作通して読んでしまえば、シリーズの中で特別なのは二作目ではなく、一作目の方だったか、、、と思い直しました。そんなわけで、怯えながら暗い気持ちで読んだ最初のときより、いろいろ冷静に、これが後の伏線になってた、とか、楽しみながら読了。それにしても、嘆きのマートルの設定は見事。映画でケネス・ブラナーがハンサムだけれど軽薄なロックハートをあまりにも生き生きと演じていたのを思い出しました。

  • 世の社会人は、アーサー・ウィーズリー氏がとてつもなく優秀な官僚であることに恐れおののくといいと思う。

    ハリー・ポッターシリーズ第2作。
    新学年を迎えたハリー・ポッターだが、ホグワーツ出発前から、登校妨害を受ける。
    ホグワーツではスリザリンの後継者しかあけられないはずの「秘密の部屋」の存在が明らかとなり、被害者が続出。
    疑いをかけられたハリー・ポッターだが、犯人を探すうちに、T.M.リドルによる謎の日記帳を手にすることになりーー

    はっきり言って、この1冊の主役はロンをはじめウィーズリー一家だ。
    ジョージとフレッドは空飛ぶフォード・アングリアでハリーを自宅から救いだし、末っ子のジニーは物語の鍵を握る重要なアイテムを手にするし、パーシーは監督生としてガールフレンドとラブラブだし、ロンはもちのロンだ。
    そのなかでも一家の父、アーサー・ウィーズリー氏の存在感はハンパない。
    一見、奥さんのお説教に怯えまがら安月給で5人の子どもの学費を工面するサラリーマンのようだが、その実、魔法省で働く有能な官僚であることが随所に見て取れる。

    たとえば、自身が主導して作成した法律にはきっちり都合のよい抜け穴を準備する。腕っ節よりも財力よりも、なにより「ルールを作る側」が社会では有利であることを存分に発揮している。
    末の4人はいまいちぱっとしないが、長兄のチャーリーをはじめ優等生が続出していることがよくわかる。

    数々の名シーンの中でも、伏魔殿たる中央官庁で働くウィーズリー氏の含蓄に満ちた、たいへんに深みのあるセリフがこちらだ。


    「脳みそがどこにあるか見えないのに、独りで勝手に考えることができるものは信用しちゃいけない」
    (第18章、TMリドルの日記に心を奪われていたジニーに、アーサー・ウィーズリーが説教したことば)


    これは、我々が住む現代のマグル世界でも大変、身につまされる言葉だ。
    (不思議な日記帳でなくても)誰が物事を考えて、責任の所在がどこにあるのか、主体が判然としない物事(とか会社とか組織とか)を容易に信用しては行けないよ、ということだ。

    児童文学としても1作目以上にエキサイトするのはもちろん、若い頃にこの作品をよんだ大人たちにも、ぜひ再読していただきたい作品。

  • この第二作も一気に読んだ!
    気がする・・・。
    ハリーは命を狙われているんだから
    一生ホグワーツに居ればいいのに。。。
    と、憂いていた。
    後々、その辺も明かされていくのだが。

  • ハリー・ポッター最高!!
    この物語愛してる!

  • 2巻、これまたものすごくオチが面白い
    読み終わったら、1巻から読み直した。
    何回よんでも面白すぎる

  • 映画ファンで、原作制覇中です。原作は心理描写が丁寧で「揺らぎ」や「葛藤」や「思い込み」などをしっかり描いていてとても圧倒されました。映画にはないシーンもあり、大満足です。

  • 一巻目よりユーモラスな場面が増えた気がします。何度かフッと笑いました。英語でいうヒューモアですね。(正確には最終巻を最初に書いたそうですがローリングさんの余裕でしょうか? にしても、今さらだけど、とってもよくできた作品。カテゴリを「児童文学」にしたけど、大人でもじゅうぶん楽しめます。

  • 日記がでてくる話は基本的にわくわくする。映画も2までが好きだなあ。

  • 一度読んだら止まりません。
    ハリーは蛇語が話せたり、ハーマイオニーが襲われたり
    バジリスクと闘ったり色々なことがあった第二巻。

  • ローリングは物事への注目のさせ方がすごくうまい。まったく説明的でなく詳しいし、こだわりが独りよがりじゃないから、ストーリーに引き込まれる。僕なんかが空想すると、ついつい素材や色の情報を詰め込んじゃうし、景色を主人公の目で映すことに終始するけれど、ハリー・ポッターシリーズはセンテンスの短い単語をちりばめる程度でおさえてあって、きっとそのせいで読者に想像する余地が生まれてるのでしょう。
    映画ウェイキング・ライフで、物語を語るのには映画より小説が向いているってセリフがあったけどまさにファンタジーはそのとおりで、小説版だと映画で感じたさまざまな伏線の疑問が、秘密裏に提示されていて先を知っていれば比較的に簡単に同意することができて、含み笑いが抑えられない。面白い。

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ハリー・ポッターと秘密の部屋の作品紹介

魔法学校で一年間を過ごし、夏休みでダーズリー家に戻ったハリーは意地悪なおじ、おばに監禁されて餓死寸前。やっと、親友のロンに助け出される。しかし、新学期が始まった途端、また事件に巻き込まれる。ホグワーツ校を襲う姿なき声。次々と犠牲者が出る。そしてハリーに疑いがかかる。果たしてハリーはスリザリン寮に入るべきだったのだろうか。ヴォルデモートとの対決がその答えを出してくれる。

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