大型絵本>ちびくろ・さんぼ (ビッグブック)

  • 瑞雲舎
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (30ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784916016652

感想・レビュー・書評

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  • <My Blogからの引用>
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    年が離れた兄が2人いるので、子供のときには、自分の年頃の流行の絵本ではなく、若干古い絵本が家に置いてありました。

    定番の「イソップ物語」とか「グリム童話」の絵本シリーズの中に混じって、奇妙な薄い1冊の絵本がありました。

    「ちびくろサンボ」。。。

    「ブルーナ」(決して「うさこちゃん」などではない!自分の年の流行は知らない)の絵、特に「ミッフィー」が子供の時から大好きだった。とにかく「うさぎ」、さらにシンプルで大胆な線と原色使い、日本にはないデザインとかっこよさを感じていた。

    今思うと、この「ちびくろサンボ」も「ブルーナ」と同様な特徴を持ち、さらに大人心をくすぐる、ものすごいオシャレなデザインと話だよねー。

    しかし、子供時代には、全然可愛くなく、なんか野蛮な印象を絵から抱いていた。
    さらに話も、なぜトラがくるくる回ってバターになり、最後はホットケーキを食べるのか、突飛すぎてついて行けない。母親に「なんで、ホットケーキなの?」「なんで回るとバターなの?」と素朴な疑問をぶつけていた。

    時代は経ち大人になって、「ちびくろサンボ」が黒人差別問題か何かで発売禁止となった、とNEWSで聞いた。その話を聞いて懐かしく、「あのちびくろサンボがー」と思っていたが、「是非再販してほしい」といった人達の声もきき、同じように思っている人もいるんだなーと感じた。

    しかし、ファンの願いが叶い、また再販されたようである。

    これは、子供向けの絵本ではあるが、一度子供の時に読み、それを20年後に再び読み返すと、違った印象が持てると思う。

    そして、この「絵」でなければいけない。

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