- Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
- / ISBN・EAN: 9784916016959
作品紹介・あらすじ
その昔、ある村に「泥かぶら」とよばれた、一人の女の子がいました。ひとりぼっちの「泥かぶら」は、みにくいからと、きたないからと、みんなからばかにされ、ひどい仕打ちを受けるたびに、人をうらみ、らんぼうになるばかりでした。そんな「泥かぶら」に、旅の老人が教えてくれたのです。三つのことを守れば、きっと美しくなれるのだと。1952年の初演以来60年、人間が生きるうえで大切なことを、日本中の子どもたちに伝えてきた、感動の舞台劇の絵本化。
感想・レビュー・書評
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主人公の泥カブラが最初の頃は嫌な顔ばかりしていたけど、老人の言葉で笑顔になったので、おじさんも優しくなりした。最後のおじさんからの手紙ではとても感動しました。
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オススメ
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何度よんでも心うたれる。人が美しくなるための3つのこと。自分の顔を恥ずかしいと思わないこと。どんなときでも、にっこりとわらうこと。人の身になって思うこと。これって難しいことかもしれない。
でも、大切な事。 -
「人はみな心についた泥をおとすことができれば、
まっ白なうつくしいまごころが、
おもてにもあきらかになるのでございます。
…そう、心についた泥をおとすことさえできれば」
(15分)
子供たちよ、ぜひ一度は読んで、その固まった心を動かしてほしい。
大人たちよ、ぜひ一度は子供たちに、人生のどこかで読み聞かせてほしい。
人間は本来みな美しい。
そんなメッセージを伝えてくれる絵本です。何度読んでも号泣します。 -
ほんとうの美しさとは何か?見た目ではないということを考えさせられる話です。
去年、勤務校の芸術鑑賞会で新制作座のこのお芝居を観ました。
女子には思うところがあったようです。
そのお芝居が絵本になったとのこと。
勤務校は高校ですが、この絵本は購入しようと思います。 -
これは日本全国、海外で長く演じられてきた舞台劇を、くすのきしげのりさんが絵本化したものです。
卑屈にならず、笑顔で親切にすることで心の泥を落とし、美しくなるという教え。
泥かぶらと呼ばれた少女は、いつも笑顔で人のために尽くしているうちに、周りからは好感を持たれ人望も得ていく。
そして美しい心で接することで、眠っていた町の人や人買いの男の良心までも目覚めさせていく。
笑顔と親切は自分も周りの人も幸せにするんだなぁ。 -
コレは、母親としての評価。
人間としての美しさに号泣。
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演劇で練られているから、説得力があるんだね。
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2018/8/17 20:43
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生の舞台、観てみたい!!心が洗われる(涙)